情緒

おはようございます。

今頃の時期はお子様の心身の健康をお祈りする「七五三」です。心華寺でもご本尊様が知恵、学業、芸術、禄(地位)を授ける「辯財天様」ですので七五三のご祈願をなさる方が多数あります。
七五三に限らず子供の幸せを祈ることは親として当然です。節目節目のお祝い事は是非心がけて行うべきです。普段家でお子様の心身の健康を祈ることは当然ですが、神社仏閣にお願いして改めて祈るということは格別に大事です。
いつも書いていますが、意識していることは「行動にすることが大切」。どんなに大切に思い考えていても「形、行動に示さなければ響かない、理解されない」からであり「教え示すことができない」のです。お子様の人を思いやる心を養うためにも物心がつかない幼いときの祝い事や行事を執り行うことが大切。
「情緒教育」。
情緒(じょうちょ)とは「喜び、悲しみ、怒り」の感情を言います。この情緒が豊かであればあるほど「心配り、思いやり」のある人間に成長します。教育「教え育てる」ことはとても大切です。それも「行動そして言葉の順序」です。「理屈は後」ということです。
理屈を先にしてしまいますと、どうしても「強迫観念」となる可能性が高くなるからです。出来ていないとどうしても親は「教えたのにナゼできないの」となるのです。
強迫観念を植え付けないためには、生活の中に自然な行動が大事です。教えようとしたら「家族全員が行っている」ことが理想です。
喜ぶことがあれば全員で分かち合う、悲しみも分かち合う、怒りも分かち合い、解決策を話し合い、そしてその怒りを無くす解決策を全員で話し、解決に向け行動する。
喜び、悲しみ、怒りの心を「共に分かち合ってくれる人が居る、一番大切な家族が分かち合ってくれる」ということが自然な状態で「意識の中にすり込まれる」ことが「心配りができ、思いやりのある素晴らしい人間性を養う」こととなるのです。
お子様のお祝い事、家族の誕生日、ご先祖様の命日、お墓参り、寺参りを自然な状態で行うことで豊かな家庭がもたらされるのです。長い人生を送る上で大切な人様に対する心配りや思いやりを持つようにもなるのです。
今夜は「にんげん学」一宮講座、明晩は「東京講座」、会場でお待ち致しております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。