優しいからこそ

おはようございます。

日中は小春日和のお天気でしたが昨日の朝はこの冬一番の冷え込み北の国では雪が降り白銀の世界になったようです。自然は冬枯れの前に木の葉を暖かい色に変え厳しい冬が来る前に一時の安らぎを与えてくれるのかもしれません。
「優しいからこそ」。
そんなことを考えながら木々の色づきを眺めていました。私たちは厳しい言葉には直ぐに反応しますが、優しい言葉には反応が鈍く時には無視するときさえあります。本当は優しい言葉こそ大事にすべきなのです。
厳しい言葉には直ぐ反応してもそれはただ反応しただけで終わり、何も身についていない場合が多く、優しい言葉を聞かずに失敗や過ちを起こしたことが骨身に応え反省し、以後気をつけるようになったということが多いのではないでしょうか。
私たちはやはり厳しかろうが、優しく言ってもらおうが助言は聞くべきです。硬軟双方を確かにしてこそ人様の言葉を確かに聞き取れるようになるからです。
でなければ表面的な硬軟で善し悪しを決めてしまい、言葉の真意を汲み取ることができなります。何故厳しく言ってくれたのか、何故優しく言ってくれたのかを確かに読みとらなければ、厳しさに不満を持ち、優しさに甘える自分を作り、結果何ごとも準備不足となり、後悔する事を重ねるような人格を形成することになるのです。
自然の風は私たちに準備を示唆し、優しく導いてくれるのです。人様もやはり最初は優しく、そして時には厳しく事を促し、そして又優しく接してくれるのです。自分に発してくれる言葉の真意をくみ取れるようになりたいものです。
木枯らし一号そしてそれからの暖かさ、そして今の冬の厳しさ、何ごとも準備の予告、予知は在るのです。怠らないようにしましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。