侮らない

おはようございます。

先日から真冬という感じです。自然の寒さは誰でも堪えます、そして文句も不平も言いません、それ以上に寒さに対して見事に対応します。その気持ちを人生に活かすことも大事です。何故かと言いますと社会生活の上で情愛から発する様々な試練があるからです。
「侮らない」。
私たちは強いものや、上に立っている人や人気のある人に憧れを持ちます。このような気持ちは誰にでもあるのではないでしょうか。では優しい人や、下位にあるような人にはどのような気持ち、態度で皆さんは接しておられますか?いかがでしょう。下の人達や優しい人達に対する接し方で将来上に立てるか、素晴らしいリーダーになれるかどうかだからです。
人はややもしますと優しい人や下にいる人を疎かにする、疎んじてしまう傾向があります。このような人がもし上に立ったりしますと、部下は育たず、面従腹背する人が増えることとなるのです。
強い人や上に立つ人の言うことしか聞かないような人は、諂う人であったり、阿る人であったりするからで、このような人は上に立つ人間は命令をする人だと勘違いしている人でもあるのです。
経営者の方の百人が百人とも「良い部下が欲しい」と言います。良い部下が欲しいという考え方が在れば「良い経営者になるべきで」あるのです。では良い経営者とはどのようにしたらなれるのでしょうか。
それは修業時代から「仕事に忠実で、下の人に思いやりを持っていること」です。それは「優しい人や下にいる人を侮らない」ことでもあります。そして「上位者に対する態度と同じように接すること」です。
出世をしたい、良いお客様が欲しいといくら念じても、そうはならない人は、下と思わしき人を侮り、優しい人に甘えていることを自覚して、態度を改めることです。そうすることで味方を多くするのです。
言えることはどのような人に対しても「尊敬の念を忘れず」、「相手を見て態度を変えない」ことです。人は「自分を観ることは不得手でも人を観ることは得意だから」です。あなたの人気は普段の意識と行動から来ていることを気づき、学ぶ事です。己を知らずしていくら学んでも「頭でっかちとなり、不安定な人生となる」のです。よい人材を得たいと考えているのであれば、「憧れる人を持ち、威張らず、侮らず、義務を果たし、人の二倍働こうという意識を持ち行動し、必ず結果を出し、人情を厚くして接すること」です。
このように在れば結果は自ずからついてくるものです。いずれにしても人に求める前に自分に求めることです。このように在れば好かれずとも嫌われることは先ずないでしょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。