苦と思わない

おはようございます。

「M&Uスクール」受講生の皆さん一年の受講ありがとうございます。学んだことは熟考し必ず実践ください。実践で「はね返されてこそ本質が見え」、更に学びの大事を実感できます。御身大切に新年をお迎えください。皆様には来る年も幸多き年でありますことお祈り致します。来年もご一緒に学びましょう。
「苦を苦と思わない」。
同じ過ちを繰り返す、悩みを引きずるのは「苦しみをただ苦しみとしか受けとめていないから」でもあります。先日書きましたが、私たちには「心が在ります」、この世は「苦楽等分」。故に苦楽は無くならず、永遠に在り続けるのです。
私は事に於いて苦を感じたとき「どうすればこの苦から解放されるか」という「思いを新たに発想をするようにしました」。皆様も同じように考えるのではないでしょうか。教えられた方法では「結果が出せず、苦しみを生むだけ」、「ではどうすれば結果を出せるか」ということを考えたのです。
できなかったからことに直面したから、苦しいことに出会ったから「新たな方法を考え出せた」のです。創意工夫というものは「苦から逃げないところから生まれる」のです。今までの方法でできないならば「新たに創意工夫するしかない」のです。
苦を苦と思わず発想の「源」と考える。私はこのようにして今日まで来ました。苦しみの中にこそ喜びがある。行動の中にこそ楽しみがある。
もし悶々とするのであれば寺に修行に来て作務(掃除)をして身体を動かしてみてください。無心の動きはこの世での最高の快感です。この無心の行動の喜びを体感すれば創意工夫の発想も生まれてくるのです。
ご飯を食べているとき、お酒を飲んでいるときなどは何も考えていないからこそ美味しく楽しいのです。そして又明日こんな者が食べたいという発想と成るのです。人生はこのようなものです。歎くなかれ、悶々とするなかれです。苦を苦と思うなかれです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。