実践から

おはようございます。

年末30日ですのでお休みに入られた方が多いことでしょう。私たちのように休みの無い方もおられるかと思います、ご苦労様です。
身体を休めていますとふと過去を思い出しふり返るということがあるのではないでしょうか、しっかりとふり返ってください。私たちが祈り学ぶ目的は「実践」の二字以外にありません。「学理と行動は一つであって決して二つではない」からです。ですから実践で体験体得したことから学ぶ「ケーススタディ」はとても重要なのです。身体を通して学ぶ事が一番身につき、そしてイメージもしやすいからです。
「実践から」。
休日やゆっくりした時間の中でなければなかなか静かに反省するということも難しいことです。年末年始の長めの休みは静かにふり返るには良い時間ではないでしょうか、花より団子、ふり返りよりはお屠蘇、となってしまいそうですが、まぁそれも仕方のないことでしょうが、私もどちらかといえばお屠蘇ですかね。
実践をする、行動をしたいという気持ちとなるために必要なことの一つは「どのような生き方をしたいのか」、二つには「使命感」、大別しますとこの二つが必要だと思っています。
この二つがありますと「祈りも学びも率先する」のです。この二つが最低限あることで真剣に祈り学ぼうとする「意欲」となるからです。実践の原動力と成るのが「祈りと学問」だからです。
意欲があったとしてもその方法が分からなければ何も手に入れることは叶いません。ですから学ぶに如くはないのです。孔子も、「食べず、飲まず、寝ずに考えても益はない学ぶ事だ」といっています。
この学ぶ事もやはり実践からが一番です。失敗から学ぶのです。次に大事なのは注意してくれる人の言葉を大事にすることです。社会は対人関係の世界です。一方通行の関係であってはならないのです。「心と心のキャッチボール」が向上心における「対話」です。ですから人からの諫言や箴言には素直に耳を貸すことです。
人間関係を長く良好に保つためには丁々発止の議論や、啓発が大事です。いつもいつも自分が正しいと言うことではないのです。でなければよい人材を発掘する、よい人材と出会うということもありません。自分の考えだけが正しく下の人や教えている人は黙って聞いていればいい、というのでは破滅しか待っていません。
今日と明日、光陰矢のごとし。静かに反省し、確かに気を矯めて来る年の情熱としましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。