何物かの働き

おはようございます。

仏前結婚式といいますと皆さん驚かれるかもしれませんが私が書くのも何ですが厳かで素晴らしいものです。いずれにしましても結婚式は素晴らしい、厳粛な中に華やかさがある。美しい花嫁さんが天女だからでしょう。
天女が舞い降りてきたとしか表現が出来ません、ある時ある日出会った瞬間男女が結ばれるのですから、言葉では表現できない、サムシング・グレートのはたらきでしょう。
昨日午前11時からのお式はお天気にも恵まれ素晴らしい式でした、私が執り行って言うのも何ですが、幸せな家庭を育んでいただきたいと念じています。新婚のお二人さんおめでとうございます、お幸せに。
「何物かの働き」。
祈り慈悲の心を保ち暮らしますと、いつもいつも不思議としか言いようのない出会いがあります。不思議としか言いようの無いと言うよりも、出会いそのものがいつも「何物かによる力だ」という感謝の思いがありますから「良い出会いがある」のだと思っています。
何物かは「御仏でありますし、人でありますし、周囲のモノすべて」であります。すべてが私に「得がたい気づきを与えてくれる」のです。
このように書いたり話をしますとよくこのような質問があります。では何で「悪い出会いがあるのですか」と。私はこのように答えております。
出会いに「よい悪いというものはない」のですよ、「悪い出会いという結果を導き出すのは自身ですよ」と。
磨かれる、鍛えられると言うことは例えれば刃物を砥石に当てて磨くようなものです。粗い砥石から順番に細かい砥石に当てて刃物は磨き上げていくのです。出会いから「私たちは磨かれ鍛えられていく」のです。悪い出会いというものは「心の中に確かに鍛える物を持っていればあり得ない」のです。
不必要なモノなどはこの世に何一つとしてありません。混沌としているからこそ素晴らしいモノが生み出されるのです。鍛えるモノを持っていませんと「混乱の人生と化す」のです。それを悪い出会いがあると外に原因を求めるようになるのです。
心の中に「祈りと慈悲を持する」ことで素晴らしい出会いがあるのです。三が日を終え今日からお仕事の方もおありになるのではないでしょうか、今年も慈悲の心でお仕事をすすめてください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。