真っ直ぐに立つ

おはようございます。

「にんげん学」一宮初講座、ありがとうございます。今年も皆様とお会いでき、その上に又ご一緒に学ぶことが出来ることはこの上もない喜びです。一年よろしくお願い致します。
私は朝のスタートの基本を決めています。決めていますと何ごともやりやすくリズムが出るからです。そんなことでとおっしゃるかもしれませんが、自分が自分の為に行うことを基本にすることで何ごとにも主体性が出るです。
怠け者は例えれば木にまとわりつく蔓のようなもので寄生しているようなもの、一本で立つことはできず、寄りかかって生きています。いわゆる主体性がない。主体性を持つ者は真っ直ぐに伸びる杉の木のように、自らの足で立ち、独立自尊、信念に対し曲がったり頼ったりすることはしなくなるのです。その上頼られるようになる。
「真っ直ぐに立つ」。
私たちはできないことと出来ることがあります。だからこそ自分を高めようともしますし、向上心はあって当たり前です。現実社会の中でいろいろな方にお世話になって私たちはあります。しかしこの現実の中に在って「有り難い」と考えている人がどれほどいるでしょうか。
以前も書きましたが「有り難い」とは「有ることが難しい」ということです。「有り難い」の反対語は「あたりまえ」です。今目の前にある「仕事」「仲間」「家族」「健康」を「あたりまえ」だと思いますと「感謝が湧かない」のです。
そのような人は上に書いたように「木にからまる蔓のような生き方をしている人」です。
感謝の気持ちがありませんと、「生きている丁寧さや工夫が失われる」のです。目の前にあることは、何一つ、あたりまえではないのです。それは「なくすと、よく分かる」のです。なくなるのは、あっというまです。なくしてから、しまったと思っても後の祭りです。
そうならないためにも、目の前にある「仕事」「家族」「仲間」「健康」を「有り難い」と感謝しましょう。その感謝が在れば責任感を増し真っ直ぐに立ち多くの人の為に働くことも工夫もするのです。工夫が湧き出ないのは感謝のない証拠でもあるのです。
今夜は「にんげん学」東京初講座です。今夜のみ開講時間が30分早くなっていますのでご注意下さい。会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。