記憶に癒される

おはようございます。

家の軒に下がっている長い氷柱(つらら)、それを見ただけで言葉では言い表すことの出来ない懐かしさがこみ上げてきてあぁ帰ってきて良かった〜と、しみじみ思いました。
幸福感というものは身近な世界にあるものだと喜びの再確認。子供の頃氷柱を使って遊んだ記憶が、懐かしさに後ろ髪を引かれながら(髪はないのですが)伊丹行きの最終便の機上から暗い中に故郷の灯りがとぎれとぎれに見える様を見て、自身の中の記憶が途切れている感傷にも浸り帰ってきました。
「記憶に癒される」。
酒田から山形の実家へ、久しぶりに会う兄と姉、話題は私の子供の頃、懐かしい話を聞き記憶が蘇り、そうだった、そうだったと肯く私、若いときには昔話などどこが面白いのだと感じていた自分が、今は昔話に癒されている、やはり時代を経てこそ人間の味わいが深まるのかも知れません。
幸せは巡り会いではないでしょうか、又幸せは「仕合わせ」でもあります。一緒だからこそ感じる幸せです。それはよい巡り合わせがあったからこそと人様に感謝した旅でもありました。
今になって若い時分に先輩の話やお年寄りの話を心から聞いていなかったことが悔やまれます。何ともったいないことをしていたのかと。人の話は経験体験から出た言葉、とても大事なことです。この年になって気づいたことは遅きに失したかもしれませんが、これからは人様の話を大事にしなければと、懐かしい話を聞きながら、心を癒され巡り合わせに感謝する仕合わせな帰郷でもありました。ありがとう、故郷です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を応援します。