道は筋道

おはようございます。

私たちは人生を歩む上に於いてそれぞれの「道」を歩んでいます。それは「豊かな人生をと願ってのこと」です。しかしこの道という概念を「パーフェクト」と捉えてしまいますと大きな落とし穴にはまってしまい「狭い寂しい人生を送ることとなる」のです。
道の概念を誤ってはなりません。概念を誤ってしまいますと往々にして「自分が正しいという他を受け入れず、他を責める心貧しい人格を作ってしまう」のです。
「道は筋道」。
それぞれの道は「筋道」であることを確かにしましょう。仏道、商道、野球道と道は様々にあり違うのです。車道と歩道がまったく違うように。しかし違った道を歩んでいても「交わってはいる」のです。それを「仁道=人の道」といいます。「道を道と為すには仁道が肝要」ということです。人の道「大道」と為すのは仁道からです。大道と為すための道が筋道(それぞれの道)なのです。
学んだ道を豊かに繁栄させるとするならばこの「交わった道、仁道の在る事を知らねばなりません」。知らなければいくらそれぞれの「道を極めても繁栄しない」のです。
よくビジネス道を立派にしていても夫婦道を確かに歩めない人がおります。これらは道はパーフェクトだと考えている過ちの典型です。夫婦道と商道は違うのです。
そこで「矛盾という考え方ができた」のです。万能などはないのです。もし万能と出来るとするならば「気づき」です。道はパーフェクトではないという気づきです。気づくことで矛盾が矛盾でなくなるのです。
では個々の道を確かにしながら夫婦の道を確かにするのはどうすることで可能となるのでしょうか。それを可能とするのが「にんげん学」です。相手を「思いやる学がにんげん学」なのです。相手を思いやることが出来るようになりますと、どのような行動となるかといいますと「謙譲の道」です。
お互いが譲り合う道を「プラスして歩む」のです。「私の考え方でなければならない」という「偏った思考とはならない」のです。お互いが「思いやる家庭、会社」となるのです。偏った思考は「押しつけの世界」です。「正しい言葉で押し付けられたら」改めるどころか「反論できず爆発(争い決裂)しかない」のです。
商道、家庭道、夫婦道は交わって「人の道、仁道となる」のです。道は筋道であることを確かにして楽しい人生を歩みましょう。多くの「人と交わってこそ」更に楽しい人生となり発展もあるのです。共に歩めない寂しい人生としないためにも「にんげん学を修めましょう」。
人は知的でなければいけないことは言うまでもありません。それ以上に「仁、情実の人であること」が大事です。己の知識に偏りすぎてしまいますと仁を捨て情を失い自ら墓穴を日々掘っているような生き方をしていることに気づくべきです。
明日は「にんげん学」小倉初講座です。会場でお待ちしております。皆さんの歩んでおられる素晴らしい道を仁道としましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。