克己

おはようございます。

私たちは耳障りの良い言葉を言ってくれる人をいい人だと思い、耳障りの悪いことを言ってくれる人を余りいい人だとは思えないものです。ここに大きな落とし穴があるようです。ですから私たちは自分を知っているようで知らない、知らないというより知ることが出来ないのかもしれません、だから同じ過ちを繰り返してしまうのかもしれません。
「克己」。
年頭に今年の「運勢の行方」という話をします。その中で運を勢いづかせる、運を向上するのに大切なことは「己に克つこと」だとお話ししました。人様に勝つ人は強い人ですが、それ以上に「自分に克つ人はもっと強い人である」のです。なぜならば、人に勝つより「自分の心に克つほうが、よほど難しいから」です。
ですから運勢を観て貰っても自分に克つことがなければよい運を手にすることはできないのです。
自分に克つためには「自分を知る」ことです。知識を頭の中に入れても、それを活かすのは自分自身だからです。「人を知るものを知者といいます」。「自分を知るものを賢者という」のです。なぜでしょう、それは「人を知るより自分を知るほうが難しいから」です。
そこで私たちは「にんげん学」を修めるのです。知ることと修めることは天地の違いがあるのです。知って修めることをすれば「人様のアドバイス、協力が得られる」のです。先に書きましたが、自分を知ることと人を知ることとどちらが得手かと云いますと人を知ることです。だから「指導者、コーチに就いて修める」ことが重要なのです。
自分を知ることの困難さを知ったとき、指導を仰ぐ重要性に気づき、修めることの必要性を感じ能動的に学ぶことをするのです。それでこそ「克己心が養える」こととなり、運勢の向上が叶い、目標を手にすることが出来るのです。
今夜は「にんげん学」一宮講座、会場でお待ち致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。