智は水の如し

おはようございます。

昨日は今冬一番の冷え込みで名古屋も大雪、一宮も雪、そのような中「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。また皆さんに誕生日のお祝いをいただき感謝致します。一層精進してまいります。
今日は節分、夕方4時より「日数般若心経」365巻を読誦し皆様の一年のご安泰を祈念します。一日一日と過ぎ去っていくのが日々、しかし一日でも停滞すれば一年はありません。この事実を知るからこそ「日数般若心経」365巻をお唱えし祈るのです。
「智は水の如し」。
「智はなお水のごとし、流れざるときは則ち腐る」と「宋名臣言行録」にあります。水はたえず流れていなければ腐ってしまいます。飲み水としては使えなくなるのです。「智」もそれと同じように、たえず使っていないと、サビついて使いものにならなくなるというのです。「智」とはこの場合、「頭」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
長詠(ちょうえい)という宋代の名臣が、部下に対して言い聞かせた言葉だと言います。彼は、こうも語っています。
「大小の事、皆すべからく智を用うべし。凡百(ぼんびゃく)、智を用いずんば、大事の際に臨みて、いずくんぞ智の来たるあらん」と。
ふだんから頭を使っていないと、いざというとき名案など浮かんで来ないというのです。われわれは、よく事が終わってから、ああすればよかった、こう言えばよかったと後悔することがあります。これを「愚者の後知恵(あとじえ)」というのです。
どんなに名案が浮かんだところで後知恵では仕方がないのです。それと言うのも普段から頭を鍛えておかなかった報いであるのです。
わかりきった常識のように感じるのが「にんげん学」でもあります。しかしながら聞いてそんなのわかっているわ、という人に限っていざという時に実は何もできないという人が多いのです。言われていますように、知っているのと出来るのとは違うのです。
日々が大事であるからこそ365巻の般若心経をお唱えするのです。お唱えし祈願後に祈願した豆まきです。午後4時からです、どうぞ率先してご参加ください。「福の来る」素晴らしい一年となることをお約束します。
そして明後日5日午前11時からは星祭り・厄除け開運・節分会「採燈大護摩法要」火渡りです。厄除け開運、心願大願が成就します「添え護摩木祈願」を是非に行ってください。護摩木は1本100円です。21本、108本、1080本の添え護摩木祈願をお勧め致します。
また護摩法要後の「火渡り」を行じましょう。熱い以外何ものでもない火は人生そのものです。どんなことがあっても進まなければならないのが責任在る者の姿です。真っ赤に燃える護摩の残り火の上を素足で歩く火生三昧(かしょうざんまい)。歩けば一年不動明王の火炎が災難を焼き尽くし身をお守りくださいます。「修せずんば現れず、行ぜずんば得られず」です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。