謙虚たれ

おはようございます。

「CMA・管理職研修」受講生の皆さんありがとうございます。厳しい寒さの中、一泊二日ご苦労様でした。研修の目的の一つ、環境の変化に対応することできましたでしょうか。それと必ずその中から成果を出すこと、如何でしたでしたか。
環境や周囲の変化に対応できず、不満をいったとしても何の解決もしません。環境、周囲の変化は如何ともし難いからです。また現状の持っている知識、力量の中で最良の対策を常に講じることが大事です。そうすることで次には何が必要なのかの対策が明快に出来ていくのです。
「謙虚たれ」。
謙虚で在ることが環境や状況の変化に対応できる必要不可欠な意識です。「上に立つ者はとくに謙虚でなければいけません」。なぜ謙虚が上に立つ者の必要条件になるのでしょうか。
それは、反対のありようを考えてみれば、よくわかります。「謙虚の反対が傲慢」であります。傲慢がなぜいけないのでしょう。二つ理由があげられます。
第一は、人を見下せば、周りの反発を買い、せっかく近づいてくる人間まで遠ざけてしまう。周りの指示が得られなくなります。
第二は、狭い世界でふんぞり返っていますと、お山の大将になり、自分の進歩を止めてしまい、造反者を作るだけなのです。
高きより、低きにが道理であります。謙虚であるが故に様々な仕事や人が来たるのです。部下に滔々と自慢話をしたり、偉そうに教訓を垂れる上司がいますが、このような態度でいくら話したところでまったくの逆効果であるのです。
ただし、どんな美徳も過ぎますとマイナスが出てきます。謙虚にしても、過ぎると、やたらへいこらして卑屈になってしまう。こうなると、トップやリーダーとして甚だ具合が悪い。できれば「謙虚でありながら、しかも毅然としている」、このレベルを目指したいものです。
2月も十日を切りました、本格的な一年の始まりと位置づけている月、しっかりと今週を締めくくりましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。