日に月に

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。小学校3年生のK君の初参加があり昨日の論語、子張篇、第5条が実感されました。
「日に月に知る」。
「子夏(しか)曰く、日に其(そ)の亡(な)き所を知り、月に其の能(よ)くする所を忘(わす)る無(な)きは、学(がく)を好(この)むと謂(い)うべきのみ。」という条です。
意は「子夏言う、今日は今日まで自分になかったものを知り、今月は今月までに自分がよくし得たことを忘れないようにする。かくの如く日に月に我になきところは、これを知ることに努め、すでに我に得ているものは、それを失わぬように努めて初めて、学問を好むということが出来る。」。
ここに日・月と別々に書いているのは、互文の形で、日に月に其の亡き所を知り、日に月に其の能くする所を忘れてはいけないという意であります。
日々私たちは現状の打破を叫びながら日常の中で新たな気づきをしようとする意欲がたりないのではないでしょうか。日々新たな現実に出会っているはずです、そこから気づき学ぼうとする意欲がないから現状に不満だけを感じ、新たな発見がならず、発想につながらない、そして得たものを失わないようにしようとする努力もないことにきづかねばなりません。
何故学ぶことを好きになれないのでしょう、それは学ぶ本質を知らないからです。知ればやはり出来が違うのです。世界も広がるのです。そのことの喜びを自身が実感出来るのです、喜びを知る必要性を感じないと言うことは真に自分が何を以て人生を確立しようとするかということがないのかもしれません。
私は「従うこと」でいろいろなことの喜びを発見してきました、これからも「人に沿うことで新たな喜びと出会う」と信じています。 短い条ですが、味わって何度も音読してください。あるとき「ハットひらめく」はずです。
昨日も懇親会場の「お多幸」さんで熊本産の初筍の焼き筍が出ました。今年の初物、マスターいつもお心配り感謝いたします。又来月お世話になります。初筍ご飯もごちそうさまでした。大粒の浅蜊の酒蒸し、ネギの風味が程よくからまって絶品でした。思い出しただけで朝から般若湯がほしくなります。
機嫌良く来月も小倉に足が向きそうです。私とTさんの誕生日を皆さんにお祝いいただき感謝です。これからも精進いたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。