和気

おはようございます。

やはり春なのでしょう、雨が多くなりました。渇いた大地を潤してくれる自然の愛は素晴らしいですね。私たちの日常も同じ事なのでしょう。
何か足りないものができたり、困り事が生じたときには素直に「足りなかったこと、困ったこと」を「気づかせてくれたことに感謝すべき」です。
「和気」。
全ての悩みは「瞋恚(しんい)(燃え上がる炎のような激しい怒り・憎しみ、または恨み)」から生じます。皆さん日々懸命に努力していることと思います。努力は継続して努力です。
努力をしても事が成就しないときも多多あるのが人生。時に上に書いたように「足りないところに気づかせていただいた」と受け取ることが大事です。
事を成就するには知識が必要なことはいうまでもありません。それと大事なのは感情の抑制です。
故に瞋恚、怒りはよろしくありません。では何が大事なのかといえば「和気(わき)」です。和のエネルギーはものすごい力があります。どんな力かといいますと、「意識と体の調和ができる」。そして「心身の健康が叶う」。心身のバランスが悪ければ「ブレーキをかけながら進んでいるようなも」のです。
先ず何ごとも受け入れる和気を大事にしますと、「人との調和を図れる」のです。争ったり、憎み合うということが無くなり、「親交する人が増えてくる」のです。難しい問題が生じたとしてもそれを助けてくれる人が現れるということです。いわゆる「ブレーンが多くなる」。
それは何故かと言いますと。「積極的な人生の確立を願って人様との和合を図ろうとしているから」です。
この世は「発現・分化・発展」を本領としています陽の原理と、統一調和、全体性、永遠性を本領とする陰の原理との「陰陽相対的原理」によって成立しているのです。
陽という外の世界にばかり心をとらわれ、あいつよりももっと、こいつよりももっとといった具合になりますと、争いだけでは瞋恚、怒りの心ばかりとなれば結果、会社は病み、己も病んでしまい。結局は倒産という現実が待ち受けているのです。
永遠性を本領とする「陰」、内面の精神、和合の心を大切に先ず「仲良く」という「和気」を以て人様に接すれば無理なく永遠に発現・分化・発展の現実世界、陽となるのです。
和気を大事にしてよく見聞きするようにしましょう。否定はそれからいくらでも出来ますし、和気を大事にすれば毒気の方から去っていきますし、近づかないようにもなりますのでご安心を。和気は欲ではありませんから、身を害し毒する気は寄ってこれないのです。和気は人生の予防注射の働きでもあります。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。