誠実

おはようございます。

一昨日から沢山の方々にご迷惑をおかけしました。昨日夕方に東京の定宿に入り皆様の温かい人情のお蔭でゆっくり休み爽快に目覚めました。新幹線の中から富士のお山もきれいな姿を拝ませてくださり励まして貰ったようです。
Iさんには昨日は早朝ににも関わらず栄養ドリンクをお持ちいただき、それを一本いただき電車に乗りました。皆様の真心、愛情を感じたありがたい一日です。
「誠実」。
一昨日から皆さんの愛情を沢山感じています。生き様がハッキリしていますと、毅然とした態度で人様と礼儀正しく優しく接することができるのだという誠実さを実感する苦しい中でのありがたい一日でもありました。
皆さんは誠意、誠をどのようにとらえているでしょう。「礼記(らいき)」に「打算的な考えを持たず、相手の立場に立って接する」という言葉があります。又「中庸(ちゆうよう)」にも、「春が過ぎれば夏が来、夏が過ぎれば秋が来るというように、天道の運行には一つの誤りもない。しかし、多くの人間には、私心が働いていて、天道に背きがちである。そこで、努力して、天道、すなわち、誠を我が身に実現するのが人間の道である」「誠実さというのは、人が己の人間性を高める上で必要なものである」等。
また荀子(じゆんし)も「立派な人間ほど誠実さを大切にするものである。また、誠実さをもって人を治めるものである」とも。
「誠実である」ということは、すなわち「真実」である、「うそいつわりがない」ということです。自然界の働きは、誤りやうそいつわりがなく、人の存在もそれ自体はうそいつわりがありません。そしてこの世のすべてのものは、うそいつわりなく存在すべきです。
一昨日体調を崩し、現実の中で誠意を持って対してくださる皆さんを肌で感じ、誠実でなければということを改めて思い知りました。今日は「にんげん学」東京講座、「誠実」を論語からご一緒に学びましょう。
その前に皆様のお陰で元気になりましたのでしっかりと25年毎年お招きいただいています講演を行いたいと思っています。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。