優しさに応える

おはようございます。

愛宕寺「春季・彼岸会法要」小雨の降る中おまいりありがとうございます。ご先祖様を供養します皆様のお姿が仏様のお姿でありましたありがたいことです。感謝を表す行動とはご先祖様に手を合わせること、この行為が全ての感謝の第一歩です。第一歩がなければ二歩はないのです。
香華を手向ける行動を確かに続けますと、ありがたみ、感謝の心が次第に深く広くなっていくのが分かります。理屈が理解できないことはしないという人がいますが。小さな己の理屈で大切なご先祖様の供養を出来ないようでは「つまらぬと言うは 小さな知恵袋」で、欲はあったとしても、生命を与えてくだされたご先祖様も否定し入れられないようでは、「他の物など入る余地、道理はない」のです。
いくら欲しいという思いを為したとしてもその思いの中に「呼び水である感謝の道を作ってこそ」他の多くも入ってくるのです。
どんな論理でもその論理を具現する道具がなければ論理の現実化はないのです。
「優しさに応える」。
人生は「こだま」だと考えています。言った言葉、行った行動が反ってくる。では何故こちらが思っていたように相手が反してくれないのだという疑問が生じることは間違いがありません。
イヤな言葉に出会ったら、私がイヤな言葉を発していたのだ、イヤな行動をしていたのだととっています。優しい言葉に出会ったら、優しい言葉、行動で反す。このようにしています。
両親に師匠に「先祖を大事にしなさい」と教えていただいたからできるようになったのです。教えに従うということは「こだま、共鳴」です。こだまですから、当然周囲の人にも聞こえています。ですからこだまのように素直に行動していれば、当然周囲の人が見ているのです。
見ている人が又こだまするのです。そのこだまは、どのようなこだまかは自身の反応がこだまをもたらすのです。素直に私はこだまする人生をこれからも歩んでいくのです。優しさには優しさで応えるこだまでありたいのです。
明日は心華寺「彼岸会法要」です。午前10時からです。正しい行動には正しい大きなこだまとなって反ってきます。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。