香の十徳

おはようございます。

今日はお彼岸のお中日、心華寺では「彼岸会法要」を厳修します。休日ですので是非ご家族でおまいりください午前10時からです。
毎日お勤めをしますときは必ず香、花、灯明、茶、水、菓子等々のお供えをします。ご本尊様に向かってお祈りをするわけですが、お線香の煙が真っ直ぐに立ちのぼる姿に祈る度に感動しありがたい気持ちになります。祈りが真っ直ぐに天に昇り聞き届けてくださるという思いがするからです。
「香の十徳」。
経典の中で「香徳」としてお香をお供えする徳が挙げられています。1、鬼神も感銘する。2、心身を清浄にする。3、よく汚穢(おあい)を除く。4、よく睡眠を覚ます。5、静中に友を作る。6、塵裡に閑を愉しむ。7、多くても飽きない。8、少なくても足りる。9、常用しても問題ない。10、長期保管が聞く。等々です。
香りは何と言って心を爽やかに穏やかにそして快感をもたらしてくれます。香りの中で読経しますと心が穏やかになりますから、人に対しても穏やかに優しく接することが出来、冷静沈着に楽しく話ができますのでますます発展的なお付き合いと成るのです。
皆さんも朝お出かけする前お線香の香りで心身を清め心落ち着かせお出かけください。そうすれば禍を避け、福運が舞い込んで来ます。ご先祖様は喜ぶことは本より、ご自身の心身を爽快にして出社することが一番の福徳です。
志があればこそ「心がけ」ができます。また日々の習慣性が心身の快感となります。そしてその結果確かな仕事の成果、また人生を確立することになっていくのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。