一期一会

おはようございます。

昨日まで研修のピーク現在は30名弱の新人の皆さんがおられます。昨日下山しました研修生の皆さんありがとうございます。桜の花も三分咲き、花半開(はなはんかい)を看(み)るという美しい言葉がありますが、皆様の旅立ちはまさに花半開を看る様の如く素晴らしい花を咲かせるであろうという思いを感じお見送りさせていただきました。
目の前が社会、目の前が世間、目の前が現実、一歩が夢の実現に確かにつながっています。一歩一歩を無心に堂々と進んで下さい。
嫌な事柄に出遭ったら乗り越える工夫を考えることを楽しみ、楽しいことを覚えたら更に向上するように工夫を楽しむという風に前進下さい。苦楽半々が人生であることを忘れずに。
研修カリキュラムの一つに「お茶、茶礼(されい)」を取り入れています。ビジネスマンにかかわらずお茶をいただくことは「日常茶飯事(にちじようさはんじ)」という言葉があるくらい「お茶と食事をいただくこと」は基本の立ち居振る舞いですので研修に取り入れています。
「一期一会」。
「いちごいちえ」と読みます。一期とは「一生であり、今」のことです。一会は字の如く「一度の出会い」です。「一度の出会いが今を決め、一生を決定づける」のです。
如何ですか皆さん一度の出会いをこのような覚悟で対しておられますか?。このような覚悟が出来ていなかったのであればこれからはこの覚悟を持って出会いを大切にしてください。
話の内容もさることながら、やはり先ず第一印象は「立ち居振る舞い」が肝要です。立ち居振る舞いが人間性を表しています。知的教養の範囲を立ち居振る舞いまで推し広げるべきです。でなければせっかくの知的要素が活かされません、とても残念なことですし、皆さんの能力が活かされない事は大きな社会的損失でもあります。
日常茶飯ですから、日常の意識がどのような心持ちで在るかが茶飯の姿に現れるのです。たかが「箸の上げ下ろし、お茶碗の上げ下ろしというなかれ」です。その「たかがと侮っている意識が人生を侮っていること」であり。「出会う人を侮っていることになる」のですから恐いことです。
多くの人は人間は内面でしょう、と尋ねられます。その通りです、その考えには反論はしません、しかし先ず「人の判断は外面から入る」のです。何ごとにも順序があります。対人関係のマナーの「いろは」は出会い時の言葉遣いと立ち居振る舞いに在るのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。