己を知る

おはようございます。

恐いですね最近の突然の天候の変化、天は何を言いたいのでしょうか。
鯉のぼりの姿も空から消え若葉がまぶしく輝いています。小鳥のさえずりも弟子の読経の声も爽やかに。5月も今日を入れて二日、しっかりと反省したいですね。反省するということの一番は「己を知る」ことにあります。
己を知ることが何故大事かと申しますと、自分を知らない故に「悩みを生じる」からです。人生を歩む上に於いて大切なことは「自分の能力や力量、人間性を客観的に認識し、足りないところを補い、良くないところを改める努力をすること」です。
「己を知る」。
何度か書いていますが論語、衞霊公第15、20条に「子曰く、君子は諸(これ)を己に求む。小人は諸を人に求む。」。
意は「日々修養し己を高めようとする人間は、責任を自分に求めるが、とるに足らない人間は他者を責める」。
上にも書いていますが、「自分の能力や力量、人間性を客観的に認識し、足りないところを補い、良くないところを改める努力をすること」が私たちに日常的に必要なことです。
私の下手なゴルフのように上手く行かなかった理由を「アンジュレーションが悪かった」「使うクラブを間違えた」「メンバーが悪かった」「風が吹いた」等々外に悪い結果の原因を求めているようであっては上達のしようもなく、それどころか悪くなる一方なのです。
日々反省が出来るのは「確かな志を持つ故で、確かな法則を基準とし、己を律すればこそ」であるのです。それでこそ「事の成果もあがる」のです。成果が出ない、出せないというのは「己を知らない故」であるのです。
則るという字は「研き従う、磨き沿う」ということです。誰しも人からチェックされることは嫌うのではないでしょうか、であるのなら自分でチェックする「法則を持つべき」です。ただ単にチェックを嫌がり反発だけでは人間性の成長、知的成長も出来ないのです。
自分を知ることがどれほど自身の成長につながるのかを知るべきです。ただ単に人の言葉に反発し進化を停止させ空しく月日が過ぎ去る愚を犯すべきではありません。また本気で上を目指しているのであれば責任を取れないようでは誰一人従う者などは現れるはずもないのです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。