楽しむ

おはようございます。

今月のご愛読ありがとうございます。一ヶ月いろいろとありましたが書き続けることができました、感謝致します。感謝の意を表すのはやはり書き続けることだと思っています。反省をすることの大事は昨日書きました。私が一ヶ月といいますか、日々心がけていることの一つは「楽しむ」ことです。
「楽しむ」。
論語、季氏第16、5条に「孔子曰く、益者三楽、損者三楽。礼楽を節せんことを楽しみ、人の善を道(い)うことを楽しみ、賢友多きことを楽しむは、益なり。驕楽(きようらく)を楽しみ、佚遊(いつゆう)を楽しみ、宴楽を楽しむは、損なり。」。
意は「孔子言う、益を得る楽しみに三つ、損を受ける楽しみに三つある。すなわち人間の日常生活に秩序と和合とを与える礼楽を、過不及ないようにほどよく規制して行くことを楽しみ、人の善言善行を口に出して褒め人にも告げ知らせることを楽しみ、賢い友人の多いことを楽しむのは、益である。これに反して、おごりたかぶって人を見下し、わがまま勝手を振る舞うこと(驕楽)を楽しみ、博奕遊芸などに耽ってなまけ遊ぶこと(佚遊)を楽しみ、酒色に耽って安逸をむさぼること(宴楽)を楽しむのは、損である。」。
いやはや孔子という人は凄いですね。有益な楽しみと有害な楽しみをそれぞれ三種、有益な友と、有害な友を三種ずつあげているのですから。そんなことに何の頓着もなく考えもなく日常生活の中で知らず知らずのうちに道を過つ人もいるのです。友から受ける影響は大ですからなおのこと気をつけるべきです。
有益な楽しみとは「正当な礼楽のほどよきを楽しむ(へつらわず、おもねらず、さわやかな人としての礼儀を正し出会いを楽しむ、音楽や芸能に溺れずに味わい楽しむ、礼儀の爽やかな人は好感度抜群です)。他者の善行や美点を褒めることを楽しむ(できそうでできない)。賢明な友人が多いことを楽しむ」こと、この三つが孔子の有益な楽しみだというのです。私たちもこの三つは楽しむべきです。
有害な楽しみとは「金銭にあかせて贅沢を楽しむ、気ままに遊びに熱中し楽しむ、酒や異性に溺れ楽しむ」この三つ。どこかの製紙会社のお坊ちゃまがこのような遊びに現を抜かした人がおりました。
また、有益な友とは「正直で素直な友、義理固い友、博識の友」のことであり。このような人間となるべく努力すべきでしょう。
有害な友とは「おべんちゃらを言う友、裏表のある友、口先の巧みな友」のことです。裸の王様にならないように気をつけて、口先だけの軽薄な人間とならないようにすべきです。
楽しみもいろいろあります。一ヶ月過ごし如何ですか沢山の方と出会い有益、有害を確かにして楽しみたいですね。友を得る楽しみは最高です。
しかし一番の有益は祈りです。神仏は万民を豊かにお守りくださいます。これから5月の感謝の祈りを捧げ一ヶ月を気持ちよく終えたい思います。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。