省みる

おはようございます。

6月、何故か水無月という響きが好きです、理由ははっきりしないのですが、好きなのです。今月もよろしくご愛読下さい。
身近な人で素晴らしい人を拝見していますと、何故に素晴らしい仕事や人格を具えているのかと考えます。やはり「自分の行動を省みる習慣がある」ように感じます。省みるとは「事を成し遂げる人の習慣の一つ」かもしれません。
田畑に新たな作物が輝いています。昨年の反省をしながら作付けをしたのではないでしょうか。今年は気候が不順のためか作物の育ちが悪いように聞いています心配になりますが農家の方の工夫と知恵が発揮されることを信じます。農家の皆さんご苦労をおかけします。
「己を省みる」。
新たな出発をするにはやはり大いに反省をすべきです。それでこそ決意を強く新たに一歩を踏み出せます。反省するからこそ己を知ることが出来る。己を知るとは、どのようにして知ることが大切かといえば、やはり「実戦の場で己を知ること」です。
私もお山で修行し下山後実社会の中で己を知ることが出来ました。一人修行することも大事ですが「世の中に問うこと」はそれ以上に大事です。
人は、家庭や職場、地域などあらゆる社会生活の中に身を置くことで、自分という人間が見えてくるのです。自分と他人との関わりの中で、自らの欠点や過ちに気づくこともできますし、他人の言動を見て、己の言動の善し悪しを見極めることもできます。
一人になって、自分はいかなる人間かと、考えたり、己の行動を反省したりするのは大事ではありますが、一人で自分の言動を肯定し、自惚れてしまうと大変な事態を招くことになり、落ち込んでしまうという状況に陥りかねません。人の言動を聞き入れないと言うこともいけません。
そこで大切なのは「賢い人の言動を知ったら、自分もそうなりたいと願い、愚かな人の言動を知ると、自分はそうあってはならないと反省する」ことが大事です。また愚かな人だと感じ見下すようであっては、その人以下の人間となりますので要注意です。自分はそうあってはならないと考え戒められるようになったとき未来は大きく切り開かれるのです。今月も祈り学ぶ一ヶ月としましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。