失敗から

おはようございます。

一泊二日の研修の皆さんありがとうございます。気づかれたことから率先して実践下さい。「遠くに行くには近きより、高きに登るには低きより」です。目標を持つ人は必ず身近、手近なところから初めて夢を手に入れ実現しています。
今晩は「にんげん学」東京講座、梅雨空で雨が心配ですが、自分のことばかり考えていてはいけませんが、皆さんがお出でくださるときには降らないで欲しいと願うのは私の我が侭かも知れませんが、人情の為せることとお許しください。
「失敗から学ぶ」。
論語、季氏第16、9条に「孔子曰く、生まれながらにしてこれを知る者は、上(じよう)なり。学びてこれを知る者は、次なり。苦しみてこれを学ぶ者は、またその次なり、困(くる)しみて学ばざる、民これを下(げ)となす。」。
意は「生まれながらにして、様々な事を知っているのは最高だね。日頃から自分で学んで、知っておくのはまあその次だろうか。苦境に立たされてから、慌てて学ぶというのはさらに次だ。一番ダメなのは苦境に立たされても自覚がなく、学ばない人だろうなあ。」。ということです。
生まれながらにして、いろいろな事を知り、道理がわかるなどという人はいないでしょう。生まれてから生活をしながら学んでいくのが、普通の人間です。
日頃からたゆまずに学ぶことが大切なのでしょうが、これがなかなかできるものではありません。困難にぶち当たったときに、慌てて取り組んでも、おいそれと対処できるはずもなく、後悔するばかりです。「普段からやっておけばよかった。ああ失敗したなあ〜」と、人生は失敗の繰り返しですが、この「失敗から何かを学ぶことが大事」なのです。
失敗したとしても、そこから学ぶことを実践する重要さを孔子は教えています。人生は失敗してこそ何かを確立できると云えるのでしょう。人生は知識との追いかけっこで学び続けるものだとも教えているのです。又「できないを口にしてはいけない」とも。失敗したからこそ、学ぶことができるのです。
今夜の「にんげん学」東京講座、会場でお待ちしております。「心学」は成功、失敗の後にどう在るべきかを学ぶことです。常に学ぶ人には輝ける未来が待っています。逆の人は未来が無く閉ざされた暗闇の人生が待っているだけです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。