花も実も

shibasaijyo2012-06-27


おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。学びましょう、学べないということは心の貧しさを自分で作っていくようなもの、心を広くといっても学んで行かなければ狭くなるだけです。本格的な暑さに向かいます7月もご一緒ください。
花実双美(かじつそうび)という語があります。「花も実も二つ美し」であります。外観が美しければ内面も美しい(実も美味しい)という意味合いでしょう。この言葉を見て感じなければならない大事は内外共に私たちは美しく在るように努力することです。
内面、心が美しくなれば当然のこととして表情や言葉、挙措に醸しだされます。内面は「実」だからです。その人の行動は心を醸し出しているのです。男性、女性にかかわらずこの内外共の美しさを求めるべきです。
内外共に美しく在ることが出来るのは、内を確かにして外からの力にしっかりと対応してこそです。自然が美しいのは外的要因を云々しないことにもあるのです。
「花も実も」。
自分で自分の容姿は見ることは出来ません、とはいいましても鏡やら写真やら、ビデオ等々で見ることは叶います。見ることができる故に花、外面にだけ満足するように着飾ったり、化粧したりして満足をして、実(心)を磨き高めることを最近の人は忘れているような気がします。
人間の欠点の一つに「飽きる」ということがあります。俗諺で「美人は三日見れば????、○○は三日見れば慣れる」とか、何ということを言うのだとお叱りにあうかもしれません、これは私が言ったことではありませんので悪しからず、俗諺です。
ですからいくら自己満足して着飾っても中身がなければ飽きてくるのです。しかし学ぶ人はいよいよ美しく、いよいよ輝き、実(心)も一層美味しく豊かになり、その表情、挙措には男であれば莞爾(かんじ)として何でも受け入れる態度、女性なら何をやったとしても嫣然(えんぜん)とした色香のある表情でおられるともいえるかもしれません。学んで豊かに花も実も美しく味のある人生とするよう努力したいですね。
写真は「お多幸」さんの昨夜の懇親会のお料理、目下30センチ以上もある「鯛の活け作りと塩焼き」です。美味しさは言うまでもないでしょう。マスター今月もごちそうさまです。最後の氷の中で冷やしてあった素麺最高でした。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。