報恩

shibasaijyo2012-07-02


おはようございます。

大般若経六百巻転読会大法要」雨の中お参りありがとうございます。雨だからと「魔が差さずお参りされた」皆様は素晴らしいご利益をいただいたことでしょう。盲導犬育成・チャリティ歌謡コンサートにもご協力いただき感謝致します。あいにくワンちゃんは交通事故に巻き込まれて皆さん方がおられる時間には間に合いませんでしたが、確かにご寄付はお渡し致しました。(写真掲載)
数日前からお手伝いいただきました沢山の皆様には厚くお礼申し上げます。皆様方には一層のご神仏のお加護がありますことを確信します。Iさんグループの「愛のフィーリング・ブレスレット」を制作下された皆様、早朝からのお手伝いありがとうございます。皆様の慈愛が多くの人に素晴らしい慈愛の縁を広げるお手伝いをするでありましょう。
金港辯財天本堂に掲げますお提灯を奉納いただきました皆様ありがとうございます。掲げましたお提灯の名にご本尊様は大きな守護を与えられお守りくださいます。一年確かなオーラを送り続け安泰繁栄の道標となります。小提灯は大切なお部屋のお守りとしてお飾りください、ありがとうございます。
今日は第14回比叡山報恩登山並びに第11回「結縁潅頂」、比叡山に35名の皆様と登山します。昨日に引き続きとても嬉しい日です。九州、中国、近畿、中部、関東と全国からご参加の皆さんありがとうございます。雨も上がりしっとりとした霊山の雰囲気を醸し出すのではないでしょうか。
「報恩」。
恩とは誠にありがたいものです。恩という時は「国構えの中に大、そして下心」です。国構えとは「領域を表しています」。自分が社会の中でどのような考えで生き歩もうとしているのか、意識を守る、使命感のテリトリーといってもよいでしょう。
その中に「大の字」、大の字は「ゆったりとしている様」を表しています。その心で支えているのが恩という字です。
私は「伝教大師様の教えで人生を歩もう」と発心し安心して日々を暮らしているのです。教えに安心して忠実に存ることが「恩」です。ですから何事が起きたとしても「ゆったりと暮らせる」のです。
安心して暮らしてきたからこそ平成10年7月に奇跡がおきたのです。まさかまさかの「1200年不滅の法灯のご分灯という奇跡」。比叡山延暦寺、否、天台宗全国の寺院、信徒の皆様の象徴、シンボルである「不滅の法灯を分灯」していただくという奇跡がおきたのです。
心華寺という無名の寺に分灯いただきお参り下さる皆様の「道しるべ、光明」とすることが叶ったのです。
以来毎年報恩登山を行うようになりました。自然とご一緒くださる方が現れ、その姿を見られ数年後延暦寺様よりのお勧めをいただき天台座主猊下のお導きにより「御仏と縁を結ぶ結縁潅頂」を奉修していただくようになり今年で11回目となったのです。
恩の心で日々安心して仕事に携われば自ずから繁栄を為します。
自分の歩む方向をお示し下されたのです。これ以上の素晴らしいことはありません。皆様も今日のお仕事に進むきっかけ、動機を与えて下された方に恩義を感じ歩めば素晴らしい人生が展開します。恩を一過性のこととしてはいけません。
とにもかくにも伝教大師様の教えを土台とし何があっても安心し心を動かすことなく暮らしてきたことで楽しい皆様との出会いがあり今日があることは間違いがないのです。だからこそ恩を大事にと書くのです。
成るか成らないのかなどと疑ったこともありません。自分が信じた道をひたすら歩んでいましたら、いろいろな人が来たり、水をいろいろな世界で活用するように私を生かして下されたことは間違いありません。恩を感じるとは何とありがたいものなのでしょう。
明晩は「にんげん学」大阪講座、阪神地区の皆さん会場でお待ちしております。楽しく「老子」を読みましょう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。