反省を怠らない

shibasaijyo2012-07-09


おはようございます。

7月第2週、今週は今夜の京都講座に始まり、木曜日は愛知一宮、金曜日は東京と「にんげん学」が続きますのでしっかりと準備をしたいと思っています。
一日の反省、一週間の反省、一ヶ月の反省は必ずやるべきです。そうすることで日々新たな意識で取り組むことができるのです。
「反省を怠らない」。
反省ができることは目標を確かにしているからです。目標がなければ愚痴と不平しか言わないと言ってもいいかもしれません。
菜根譚(さいこんたん)前集146条に「己を反りみる者は、事に触れて皆薬石(みなやくせき)と成り、人を尤(とが)むる者は、念を動かせば即ち是れ戈矛(かぼう)なり。一は以て衆善の路を闢(ひら)き、一は以て諸悪の源を濬(ふか)くす。相去ること霄壌(しようじよう)なり。」。
意は「自らを省みる人は、どんな出来事も成長の良薬にできる。
他人の過失を責めとがめる人は、心に浮かぶことが自分を傷つけることばかりである。
前者は善行の道を歩むが、後者は様々な罪悪を引き起こすようになる。この両者の人生には雲泥の差が生じることは明らかであろう。」。
目標を持って進めば失敗はつきものです。ですから失敗には勇気をもって対処し、進んでこれを認めなければいけません。反省を怠り、失敗の原因を考えず、教訓を汲み取らなければ、いずれ失敗を重ねることになるのです。
失敗を反省するということは、失敗に至った要因を探し出し、そこから教訓を総括して自分のものにし、すべてを一からやり直す勇気をもつことです。
雑念を排除し、失敗という辛い思いを捨てて改めて集中し、再挑戦に向けて必死に努力すべきです。
失敗や苦難に直面しますと、その原因を外部に求めて不満を抱いたり、運が悪かったなどとすることがあります。そうすることで心理的な釣り合いを図ろうとするのです。確かに、挫折を味わった後の消極的な心理状態を脱するには、自分以外に責任を求めることは有効かもしれません。ですが、それでは挫折に陥った原因を反省する機会を失うことになり、失敗から教訓を学ぶことができなくなってしまいます。
ですから、危機や失敗に直面した場合、二度と同じ轍(てつ)を踏まないために、その事態に導いた内因と外因を分析しなければならないのです。
自分の犯した間違いの中から教訓を汲み取ることができる人は、その生き方を良い方向に改めることができます。それは失敗から智恵を学ぶからです。
今夜は「にんげん学」京都講座、学びましょう。会場でお待ち致しております。
花は琴音門の側に咲いています擬宝珠の花、宝珠は私たちにいろいろな宝を授けてくださいます御仏の持ち物の一つです。金港辯財天様もお持ちです、皆様に素晴らしい宝をいただいて欲しいと願って撮影しました。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。