心を

おはようございます。

三連休でこの暑さ逆にお疲れではありませんか、リズムが変わりますと正直なもので體がそれについていかない場合があります。私も最近は長旅をした後は少しゆっくりとしています。それは體に正直に生きるほうが良いのではと最近感じるようになったからです。
早起き早寝これが私の一日のリズム、スタートです。これは坊主になってずぅ〜っと続けている体調管理、精神管理、スタートはダラダラしない、そう意識しますと不思議とアイデアがあふれ出すのです。
「心を鋭利に」。
生きるために何か良いことないかなぁ〜と思っているようでは良い人生とはなりません。今までいろいろな人を拝見してきてこのことは言い切れます。
良い人生とは良い結果を得ることではなく、「目標を目指して歩むこと」です。そう在る事でイキイキと迷わず、惑わされずに日々楽しくあるのです。そして良い結果となる。
「間思雑慮(かんしざつりよ)の紛紛擾擾(ふんぷんじようじよう)たるは、外物これを溷(みだ)すに由るなり。常に志気をして剣の如くして、一切の外誘(がいゆう)を駆除し、あえて肚裏(とり)に襲い近づかざらしめば、自ら浄潔快豁(じようけつかいかつ)なるを覚えむ。」。(言志録)
意は「心に無益、雑多な考えが、ごたごたと起こってくるのは、外部の事々が心を乱しているのである。
常に、平素から心を剣のように鋭くして、一切の誘惑を排除し、あくまで腹の内に襲い近づけないようにすれば、自然に、きれいな気分になることに気づく。」。
地位や財産や己を守るには、絶対に、うまい話に乗ってはなりません。甘い話に金を出すな、ということです。欲に惑わされるなと云うことです。
だまされた結果を裁く法律はできますが、だまされるのを防ぐ法律は、法の大家でも作れません。となりますと、自分で作らねばなりません。その条文はうまい話には「ノー、乗るな」です。
佐藤一齊は、外からの誘惑に対して心を剣の如く、と教えているのですが、内から、つまり自分の心から出る誘惑をどう排除するかが人生は大事なのです。
「山中の賊を破るは易く、心中の賊を破るは難し」とは王陽明の言葉。自分の邪念邪欲を抑えるには、より鋭利な剣が必要です。一日一生、朝はしっかりと意識して目ざめスタート、スタートを意識できないのはゴールを持たないからです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。