孝行

おはようございます。

「少年少女親子塾」ご参加の皆さんありがとうございます。今日から改めて寺で生活をした時を思い出し一人で頑張ってみてください。ご両親の皆様何があったのかの話を聞いて上げてください。聞いて上げればあげるほど心の中の襞に染みこんだものが記憶の底から湧き出しいろいろな気づきができるものです。来年も是非ご参加ください、そして機会を作り時々寺にお出でください。寺での生活がまた蘇りこれまた気づきとできます。ありがとうございます。
「孝行」。
少年少女親子塾では行動指針の他に「少年少女親子塾五箇条の精神」を唱和してもらいます。一人ずつ先頭に立ち音頭を取り全員が復唱します。
「孝 行」=子は親に孝養を尽くそう
「友 愛」=兄弟姉妹は互いに仲よくしよう
「朋友の信」=友人は誠の心をもって信じ合おう
       弱い者いじめはしない。いじめられている友達を見たら助けよう。
「法律(ルール)」=決められていることは守ろう
「鍛錬」=心身を鍛えよう。何かあったとき、いざというとき心身が強くなければいけない。
の五つです。「孝経」という経典に「孝弟の至りは神明に通じ、四海に光り、およばざるところなし」。意は「孝弟の極に達すると、鬼神にも感通し、その徳は世界中に輝き、感化を受けないところはない」。また「東より西より、南より北より、思うて服せざることない」。「東西南北の民がみな信頼して帰服する」。とあります。
孝とは親の恩に報いる勤めであり、弟(てい)とは兄(先輩)の恩に報いる勤め、
すべて世の中は、恩に報いなければならない道理をよくわきまれば、百事が心のままになるものです。恩に報いるというのは、借りた物(教えて貰ったこと)には利息を添えて返して礼を言い、世話になった人にはよく感謝の形をあらわし、買い物の代金をすみやかに払い、働いてくれている人には確かに賃金を払い、すべての恩を受けたことを考えて、よく報いるときには、世界の物は、実にわが物と同じく、何事も欲するとおり、思うとおりになる、と孝経に教えているのです。
よく人生思うままにならない、という人がありますが、それは違っています。恩に報いる精神で目の前のことに勤めれば百時思いとおりになるのです。
今夜は「にんげん学」東京講座、関東地区の皆さん会場でお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。