因果の理

おはようございます。

稲光は先日の豪雨以来何か恐ろしさを感じます。昨日も夕方ものすごい雷と豪雨、土砂災害注意報が出るくらいでした。稲光が多ければ古来から稲の稔りがよいとされてきたので稲光というようになったと聞いております。しかし恐い。今朝は久しぶりに涼しさを感じ、虫の声が心を穏やかにしてくれます。
善因に善果があり、悪因には悪果を結ぶことは皆さんよく知っておられることと思いますが、なかなかにどうしてこのことがピンと来ているかとなるとはなはだ怪しいものがあります。
「因果の理」。
善因善果、悪因悪果は皆さんよく知っています。しかし直ぐ目の前に萌し、現れるものであれば、恐れ、よく謹んで、善い種を蒔き、悪種を抜くわけですが、いかんせん、今日まいた種の結果は目前に萌さず、目前にはあらわれません、十年、二十年、あるいはもっとかかるかもしれません。
ですから人は迷って、その結果を恐れなくなるのです。その上に前世からの因縁もあります。どうすることもできないものです。これがこの世の迷いの根本でもあるのです。
しかし、この世の中の万般の事物は、原因のないものはなく、結果のないものはないのです。
一国の治乱、一家(一社)の荒廃、一身の禍福みな原因があり、原因がわからずとも結果はあらわれます。そこで恐れ謹みを怠り迷ってはならないのです。そのために祈り学ぶことが肝要です。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。