心のフィルター

おはようございます。

「にんげん学」一宮講座ご出席の皆さんありがとうございます。ずいぶんと朝晩は涼しく、寒いという言葉さえ出てくるようになりました。どうぞお大事にお過ごしください。また来月お会い致しましょう。
昨夜の論語、衞霊公、第十五の孔子の言葉「人を毀(そし)ったり、誉めたりするときは、個の愛憎を以てしない」、考えさせられますね、私的感情で他人様を云々してしまう、故に己も過ち、人の才能も潰してしまう、要注意です。
私が心がけていることはいろいろとありますが、「敬愛」もその一つです。私たちは自分を通して世界を観ています、こう考えますと「心はフィルター」です。
「心のフィルター」。
いつも書いています、自分以外はみな先生。良い人は悪い人の見本、悪い人は良い人の反面教師。学ぶ心さえあれば、みんな先生です。
幸せな運気の人は、すべてが輝いて観えます。またすべてが感謝の対象に観えるのです。自身が外界を認識したその通りの認識で自身の未来が決まっていきます。多くの素晴らしさや偉大さを観る人は、いずれ、多くの人から尊ばれるようになる可能性を秘めています。誰かに強くあこがれる人は、いずれ、だれかにとって強いあこがれの対象となる可能性が大なのです。
輝いていく人は、輝きを観ることのできる心の目をもっているがゆえに輝いていくのです。
人を知れば知るほど、人の中に嫌なものしか観れなくなる人がいます。これは、自身の心のフィルターを観ているのです。フィルターとは、我であり、我の分量に応じて、人間は幸せが自動的に制限されるようにできているのです。ここに注意しなければいけません。
ですから敬愛、感謝はとても大切です。「にんげん学」を修めるとは、身につけること、心のフィルター、我を澄明にすることです。幸せになりたいと思いながら逆に歩んでいく人は心のフィルターの存在を知らないのです。
己の心を澄明にするためにも素晴らしい語を読む習慣を身につけたいですね。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。