へりくだる

おはようございます。

「にんげん学」大阪講座ご出席のみなさんありがとうございます。戦い、争いモードからは平和、心の安定は生まれません。己の為すことがわかっていれば人と争いなどはしないのです。また他人様と個人的にも会社同士のお付き合いにしましても「謙下(けんか)の徳」によってこそ円満に長くお付き合いが出来、進化発展出来るのです。
「へりくだる」。
どのような関係でも、たがいが「へりくだる謙下の徳」によって円満に平和に治まるのです。お付き合いを長くして壊れる大きな原因は、上に立つものがへりくだることを忘れる、また下に居るものもいつしか当たり前になり感謝の心を失いへりくだることを忘れる故です。
もちろんへりくだるとは、あいての機嫌をとるようなへりくだりではありません。そうしたことは相手を一番不快にさせることですし、相手もわかります。
「上善は水のごとし」です。今まさに実りの秋、「実れば稔るほど頭を垂れる稲穂かな」。お互い仲が良くなるまでは、上位者も下位者も尊重し合います。それはなぜでしょう。お互いがお互いを必要としているからです。その人や知識、技術を欲しているからであり、その必要性を強く感じているからでもあります。
しかしいつしか礼、感謝を失ってしまい、謙下の徳、へりくだることを忘れてしまい、破滅し関係を壊してしまうことになるのです。後悔先に立たず、だからこそ慎重に教えに従うことです。
自然界は実れば稔るほど頭を垂れます。摂理に逆らったとき当然のごとく自ら破滅を招くことをお忘れ無く。「にんげん学」は慢心をストップする学です。慢心、有頂天にならない人はいません。人は盛んなる時期を迎え衰退期をむかえます、この理を知れば慢心なぞ起こすはずもありません。
明後日は「にんげん学」東京講座です。東京地区の皆さん楽しみにしております。皆さんにお声がけをしてお集まりいただければ最高に幸せなのですが?。期待をせず信じています。これ嫌みかな?、おっと私自身がへりくだることを忘れていました。これを「論語読みの論語知らず」というのです。皆さんせつによろしくお願いします。
写真の秋桜はきのう京都府木津川市加茂に用事があり、福井のK社長とじじい二人連れで「九体弥陀」で有名な寺「浄瑠璃寺」を参拝、参道にあまりにも美しく咲いていましたので思わずぱちり、阿弥陀様が迎えてくれているようでした。きっとじじい二人は極楽間違いなし?ですかね。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。