縁尋機妙

おはようございます。

今朝は博多、博多のTさんのお仕事の会で昨夕、夕食にご招待いただきました。博多区祇園の「創作料理・円庭」素晴らしいお店でした。Tさん、そして会の皆様部外者である私を歓待いただき感謝いたします、ごちそうさまでした、そしてありがとうございます。
「縁尋機妙」。
昨夜は縁尋機妙、多逢聖因(えんじんきみょう、たほうしょういん)という言葉が頭の中を過(よ)ぎりました。あらためて人の素晴らしさを実感しました。先日書きましたが「その人の長所を友として、短所を友とするな」ということですが、縁尋機妙という言葉はまさしくこのような見方を常としておれば「良い縁がさらに良い縁を尋ねて発展してゆく様は誠に妙(たえ)なるものがある」ということを再認識。他人様の短所を友とせず、長所を友とし大切にする、教えはありがたいものです。確かに良縁を現実のものとして目の前に見せてくれる。
また多逢聖因(たほうしょういん)は、「いい人に交わっていると良い結果に恵まれるような因を多くする」ということです。故に私たちはできるだけいい機会、いい場所、いい人、いい書物に会うことを考えなければなりません。これが縁尋機妙、多逢聖因。
故に、まず、いい人にあってゆくことそして、「気」のいい場所に出向くことそれがいい機会をうむことになるのです。
そのために毎日必ず、いい本を読むこと、よきものに出会い良縁を重ねましょう。今夜は「にんげん学」小倉講座。いい人に出会うには先ず己自身を高め己を修めること。何か良いことないかなあ〜と思っても、行動が無ければ良い世界、良い人に出会うことは永遠にありません。会場でお待ちしております。今日一日素晴らしい一日でありますよう。
写真は愛宕寺へ入る路地です。各地の勉強会のおり愛宕寺は路地裏にある日本一の寺だと話しています(ホラ話ですが、でも本気で思っています)。そんなところへランドマーク「海峡ゆめタワー」の写真を載せましたら、路地裏の寺という話が信じられないということで初公開。愛宕寺を初めて訪ねたとき「司馬遷が「史記」(李将軍列伝)で引用した諺「桃李不言下自成蹊」の言葉を思い出しました。
意は、「桃や李(すもも)は、口に出してものを言うわけではないが、美しい花やおいしい実があるから自然と人がやって来て、そこに小道(蹊)ができる。つまり、桃や李は、人格のある人のたとえで、そういう徳のある人には、その徳を慕って人々が集まってくる。」ということです。
このような探し当てなければわからない路地の中に在る小さな寺にお参りにこられる信者さん、開山である先代の人柄はきっと素晴らしいだろうことを感じ入山する決意をしたのです。写真の左側の白い建物が愛宕寺です。
もう一枚の写真は昨日博多の「中州祭り」ということでホテルに帰るときに出会った「女性みこし」です。4台ほど見たのですが、本当はもっと出ていたのかも知れません、夜の繁華街の中を練り歩く女性ばかりの「みこし」は凄かったです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。