胆力

おはようございます。

12月、壬辰年納めの月、今月もよろしくお願い致します。
誠澄は胸突き八丁、この苦しさがありませんと本物のパワーにならないのも法力であります。心身を脱落(お任せ)してこそ法の世界に入り、仏我一如となるのです。我身即本尊、本尊即我身の世界。
「胆力(たんりよく)」。
事を成功に導く人と、不成就に終える人との違いは何処にあるのでしょうか、それは「胆力」の有無が考えられます。
世の中は時々刻々変遷きわまりありません。機来たり、機去る、その間髪容れないのがこの世間です。このような世界に処していくには、「小理屈を棄てる」「我欲、私欲を去る」こと。
小理屈をもって、我見でもって変遷きわまりない世界に応じようとしたとしても、それは及ばないことです。世間は活きています。どんどん己の小理屈など死んでいることに気づかねばなりません。私欲の小理屈などでは到底歯が立たないのです。
そこで胆力です。時々刻々変遷している世に処するには「才気を捨てる」くらいでなければ胆力とはできないのです。才気、知識だけで事を成そうとして理屈倒れとなり、理屈で争えば息も絶え絶えになり初志は貫徹できません。
混迷している時代だからこそ、初志を忘れず、変遷するものを栄養とする胆力が今こそ大事なのです。一年の締めである12月1日、一年の計を思い出し、何が出来て、何が出来ていないのか、なぜ出来なかったのかを冷静に判断、出来なかったのは胆力の無さに原因があったのではないかも一考すべきです。
いくら才気があったとしても、尖っている先は直ぐ折れるものだということをもう一度知ることです。才気走った大人を今年は嫌というほど見ています。そういう大人は大人とは本当は言わないのですが?。才気を支える土台が胆力、これをお忘れなく、何ごとにも動じないためにも、祈りです瞑想です、修行しましょう。祈り、瞑想をバカにするなかれ、世の中は大愚が天下をとるのです。
では今月も厳しく楽しく歩みましょう。楽しくないのは自分が楽しくしていないのです。他の人のせいにしませんように、12月をしっかり過ごし楽しく納めましょう。今日の一日が素晴らしい一日でありますよう。
明日12月2日は、がん・中風・ぼけ・認知症封じ「大根焚き」お灸鉢かぶり法要。弟子・誠澄が50日間「懺悔練行」、一週間「断食・断水・不眠・不臥」の決死の祈願修行で祈祷した「大根焚き」を食し、お灸鉢かぶりのお加持を受け「諸病退散」を成就ください。
諸病とは、体の病ばかりを言っているのではありません、心の病を起こさないようということを一番願っているのです。仕事運、金運、良縁等々の健康が人生の一番の要。その事で病むことがないようにとのお加持。
明日10時からです。ご家族、友人、知人、皆様お誘いの上ご参拝ください。「大根焚き」には限りがありますのでお早めにおまいりくださいますよう。
写真は昨日の大根切りの様子、美味しいですよ〜、それよりも何よりも心身健康となります。今日一日かけて焚き上げしっかり味を染みこませます。梵字を書いておりますのは「生丸大根」、そのまま皆さんに求めてもらうものです。遠方の方もお送りしますので心華寺までお申し込みください(一個千円です)。明日は楽しみにお出かけください。東京のTさん遠路日帰りでのお手伝い、ありがとうございます。Tさんのお力はきっと誠澄への大きな外護力となります。
皆さん明日は午前10時からです、おまいりをお待ちしております。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。