止まるところ

おはようございます。

今日は一宮に出て明日は東京です。しかし必ず宇治に帰ります。帰る所があるということは幸せです。「止まるところ」を大事にしない人は、どんな夢を見ても実現させることはできません。鳥たちも夕方になりますとかならずねぐらとする止まり木のある「森や木に帰る」のです。それほどに「止まるところ」は大切です。
家、会社、地域、国を大事に思わない、思えない人はどんなに正論を言ったとしてもそれは戯論であります。子供の頃雪だるまをつくるとき最初に小さな核となるおにぎり大の雪玉を作り、転がし大きくしました。何事も大と為すには「核、止まるところ」を大事にしてこそ大と為るのです。
「止まるところ」。
新年が明け仕事が始まり改めて家、会社、仕事を大事にする心を強くすべきです。心は「投影、投射し行動することで発現」されるのです。言葉を善くしたとしてもいつも書きますように身の回り、止まるところを大切にしていない人に信用は生まれません。何故ならば言行不一致だからです。
お客を増やそう、仕事を増やそうとして、よしんばお客が増え、仕事が増えたとしても家や会社を大事にしていない人は、その増えたお客、仕事に押しつぶされてしまうのが落ちです。内側がしっかりと整っていない家、会社は実力以上の事をしたとしても押しつぶされるのです。また「止まるところ」を大切にしていない人はあるとき富を得たとしてもそれを長く保つことができないのです。なぜでしょう、答えは簡単です。
「止まるところ」を知る人は先人から与えられたという感謝があり、不足を言わず、それを確かに守ろうとするからです。またお客様や仕事を増やすというのは欲から出た考えではなく、受け継いできた知識、技術で社会貢献をさせていただこうという考えだからです。ですから「分相応に発展発達」し「無理のない展開」をしていくようになるのです。
富を保てない人は上のような考えが無く、「止まるところ」に不足を持ち、そして分不相応な仕事をし、富を保つことができなくなるのです。
今夜は「にんげん学」一宮初講座、中部地区の皆さん賑々しくお集まりください。お会いできますことを楽しみにしています。明晩は東京講座、東京地区の皆さん明日は30分早く始まりますのでよろしくお願い致します。今日も素晴らしい一日となりますことをお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真はいつも乗ります最寄りの「JR小倉駅」誠澄の迎えを待っているときふと目に止まった花壇、ご近所の老人会の方が栽培手入れされているそうです。冬空に可愛く咲いていましたので、素晴らしい「心の華」を感じ撮りました。