へこたれない

おはようございます。

昨日から三日間の連休、東京からの新幹線も結構乗客があり、京都駅も混雑、遅い正月休みを楽しんでおられる方もいるのかもしれません。
今日は「にんげん学」京都、大阪合同講座、「新春特別講座」と題し全国の皆さんの参加を願っています。なぜ「心学」が必要なのかは何度となく書いていますが、年頭ですので改めて書いてみたいと思います。
「へこたれない自分」。
「心学」は直ぐに役に立たないものです。それは立木に譬えますと「根っこ」のようなものだからです。幹を大きくし、枝葉を繁らせる、私たちも同じ事が言えます、心身を豊かにしてこそです。人生は前後、左右、上下あらゆる角度からの刺激、影響を受け自分の知識という条件に合わない、沿わない問題が多く生じます。その現実に無意識に対応できてしまう自分が培われるのが「心学」であるのです。
「心学」の教材とする四書五経やさまざまな経書、古典、格言は「あらゆる人間の歴史、思考を網羅したもの」。ですから人様の体験や経験、考え方を読んで直ぐ分かるというものではないのです。しかし、ある日ある時、さまざまな人間関係のなかで諸問題に直面しぶつかりますと、「突然湧いてくる」のが「心学で読んだ思考法、歴史から学ぶ」ことなのです。
根っこは「四方八方に張るのが根っこ」。それは上に書きましたように、前後、左右、上下どこからの刺激、影響を受けるか分からないためです。どのような風雨、寒暖にも絶えられるようにです。「心学」はこのような世界でもあるのです。
問題は必ず起きるのが人生。時に「騒がず、慌てず、うろたえず、へこたれない」人生観の確立を無意識裏にしているのです。古人が悩み苦しんだとき、自然、必然的に参考となる生き様を先人に求めたことは当然の帰結です。
リーダーとして、大人として決断を迫られるときが必ずありますし、そのことはしょっちゅうでありましょう。いわゆる「対応力」です。そうでなければ前には進めないのです。人生は「チャレンジそしてリスポンス」です。成功失敗などに心奪われずに決断しなければいけないのがリーダーです。そして瞬時の判断と修正です。
そこで先人の行跡の歴史学を繰り返し読むことで自然と心身が練り上げられ、人格が培われていったことにその時代のリーダー達は気づき、継続し伝えたのです。
「心学の言葉の面白さ」はここにあるのです。「心学」はどのような状況にあったとしても人生を放棄しない自分ができるのです。ある日ある時「フワッと蘇る」のが「心学」の教え示す摩訶不思議な力「人間力」となるのです。
普通の知識はある条件が成立しなければ役立たないというものですが、「心学」は条件や状況などは一切問題にせず、「自分がどう対応するか決断する思考の珠玉の玉手箱」なのです。
知識を生かすためには、どのような状況下にあったとしてもうろたえない、へこたれない自分を自然に培うことです。そのためにもどうぞ「心学」を修めてください。午後1時半受付、2時開講です、場所は心華寺です。午前10時からは「初・水子供養祭」です。あなたしか知らない存在、年頭に供養致しましょう。
今日も素晴らしい一日でありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。





写真は今年初めての富士のお山、良いお天気でしたので新幹線から数枚。今年も春から富士のお山に手を合わすことが出来ました。