現実を

おはようございます。

新年一月も半月を過ぎました、いかがですか出だしの感触は、新しい事ができたり、新しい事へのチャレンジができるのは旧来の仕事があることを忘れてはなりません。
仕事をダメにする、上手く行っていたのに急にストップしてしまうことの原因の多くは「現在在る仕事を大切にしない」ことに原因があります。新しい事をすることも大事ですが、その前に「継続できている従来の仕事を大切にすること」が肝要です。
ダメになる企業はすべて感謝を知らず、ウロウロと外に求め「在る物さえ失ってしまう」のです。感謝の大切がここにもあるのです。感謝があればこそ現在の仕事からの工夫も新たな発想も生まれます。
「現実を見据える」。
未来を確かに観ようとするならば、しっかりと地に足を付けて見据えなければ見ることは出来ません。手に望遠鏡を持って動きながら物を見ようとしても不可能なことと同じです。じっとして物を見てから動けば見続けることは出来ますが、最初に動いていては見ることなど不可能なのです。
菜根譚前集、81条「未(いま)だ就(な)らざるの功を図るは、已(すで)に成るの業を保つに如(し)かず。既往(きおう)の失を悔(く)ゆるは、将来の非を防ぐに如かず。」。
意は「まだ成就していない仕事の出来具合をあれこれと考えるのは、すでに完成した仕事を持続させることには及ばない。また、すでにすんでしまった過失を後悔するのは、将来に起こりうる失敗を予防するのには及ばない。」。
このことは今を確かに生きていない故に起こり得る過失です。脚下照顧、足下を確かにしていない。昨日も書きましたが洪自誠の語は素晴らしい、これらはすべて体験を通した言葉だからです。
計画を立てるのはいいとしても今ある仕事をなおざりにして良いことにはなりませんし、失敗したことをいつまでも悔やんでも過去は戻りません。どちらにしても今を大切に感謝しすればこそ仕事も多くし、将来起こりうる失敗をも少なくするのです。
「心 ここに在らざれば 死人に同じ」という言葉もあります。今を現実を見据えて仕事をすることが大事です。今日も明るく楽しい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
正面に北山台杉を植えました。半分は今日植える予定です。正面の雰囲気が良くなりました。