あやかる

おはようございます。

今朝は雨です、昨夕から降り始めた雨が続いています、未だ寒中ですので寒さが緩む雨ではないでしょう。明後日24日は下関、愛宕寺の「初地蔵、初月例・幸福開運護摩祈願祭」午前10時からです、どうぞおまいりください初は一度だけ、心しておまいりしましょう。
私たちは大地の上で暮らし、様々な恩恵をいただいています。大地の蔵の「地蔵」、「火防大将軍地蔵」様へおまいりすれば、一年の火災防止(人生の火災、災難を防ぐ)、そして人生を熱く活気ある一年とします、お待ちしております。
人生は自分を超えたものに「あやかろうとする心、気持ちが大事」です。その学ぶ心が活力となり志ともなります。
「あやかる」。
あやかるとは「感化される」ということです。感化されることで「自分を良い人生へと変える」のです。また感化される人が「感化する人」にもなります。人から影響を受けない人はまずいないと思われます。人は必ず人に限らず、自然、学問、芸術、芸能等々から感化、影響を受けます。すべて「どなたでもあやかっている」のです。
論語、泰伯(たいはく)第8、7条「曾子曰(そうしいわ)く、士は以て弘毅(こうき)ならざる可(べ)からず。任重(にんおも)くして道遠(みちとお)し。仁以(じんもつ)て己の任と為(な)す。亦重(またおも)からずや。死して後に已(や)む。亦(また)遠からずや。」。
意は「曾子言う、大丈夫として世に立つ士たる者は、度量がひろく、意志が強固でなければならない。なんとなれば、丈夫の一生は、例えば重い荷物を背負って遠い道を行くようなものであるからである。士は最高の道徳たる仁の実現を以て己の任となしている。その任たるまことに重いものではなかろうか。又死に至るまでは一息(いつそく)の存する限り、この任務の遂行(すいこう)に従事しなければならない。その歩む道たる、まことに遠いものではないか。」。
いかがですか、大変ですねこれは、ここまでは行かなくとも、人として努力はすべきです。この条を読んで若き日に「こう在りたい」と考え、名を「弘毅」とまで変えた先人が事実戦前におったのです。
それは戦前の宰相「広田弘毅」です。不幸にして戦犯として一言の弁解もせず処刑されましたが、城山三郎が書いた「落日燃ゆ」という小説にもなりました。この論語の「言葉にあやかろう」として「広田弘毅」という名にしたのです。こういう人物がいたというだけで痛快であり、夢を持てる話であり、人として素晴らしいお手本です。やはり「あやかる」ことは大事です。
リーダーの立場にある人間は、「弘毅」でなければなりません。弘とは「広い見識」であり、毅とは「強い意志力」です。広い見識をもたなかったら、視野狭窄におちいり、たちまち壁にぶつかってしまうこととなるのです。また、強い意志力を身につけていなかったら、困難にぶつかった場合、ねばり強く打開していくことができない。いずれにしてもリーダー失格です。
徳川家康遺訓に「人の一生は、重荷を負うて遠き道を行くが如し、急ぐべからず。 不自由を常と思えば不足なし、心に望み起らば困窮したるときを思い出すべし。 堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え、勝つことばかり知りて、負けることを知らざれば、害その身に至る。 己を責めて人を責めるな、及ばざるは過ぎたるより勝れり。」と。
あやかる、是非明後日は「初地蔵、初権現」におまいりください。午前10時です。素晴らしいご利益にあやかりましょう。今日も素晴らしい一日となりますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は昨日朝最寄りの駅で空を見上げたら空に氷が張るような感じに見えましたのでパチリ。用事を済ませホッとして京都駅の近くのコーヒーショップに入ったら大きな地球儀(直径一メートルはあったかも?)が回っていましたので珍しさも手伝いパチリ、お店のインテリアもいろいろあるものです。世界中の豆を使っていますよ、ということなのでしょうか?。