会話

おはようございます。

今夜は「にんげん学」大阪講座です。阪神地区の皆さんご出席をお待ちしております。今夜の「老子」講話は大きすぎてわかりにくい話かもしれません、しかし老子の言葉が醸し出す世界を味わっていただければ一回りも二回りも人間が豊かになること受け合いです。
「会話」。
師友はいいものです。一緒に学ぶ同士はいいものです。話が弾み、学びの後に実践躬行する勇気となります。そして指摘されれば過ちを素直に改めることも出来る。やはり素直になれるところが師友はいい、素直になれなければ師友とはいえないのです。議論することも大事ですが、実践躬行することがさらに大事だからです。そこには師も友もなく、あるのは人の為になる仁の行動。
師友は飾らずにお付き合いが出来ると同時に礼儀を弁えるのがまたいい。非礼にならないからこそ長いお付き合いも出来るこれが又楽しいのです。堅苦しい上下関係ではなく、自然体での上下関係が醸し出す人間関係こそ素晴らしいのです。どんな話でも理屈にならず、押しつけもせず、スムースに会話が進みお互いがお互いの心地良い刺激にもなり切磋琢磨する。
甘えながらも行儀悪くならず、確かに階段を一段一段上り、豊かになれる、だから一層楽しいのかも知れません。昨日も書いていますが、親しむとは親(ちか)づくことであり、優れた人に近づく楽しみができるのがこれまた大いに嬉しいのです。親しむことは尊敬、人間愛がなければできません。
師友が楽しく活き活きと豊かに変化成長していくことが楽しいのです、論語、陽貨第17、2条「子曰く、性は相近し。習うはことは相遠し。」。
意は「孔子言う、人間の天性(これは恐らく気質( 身分・職業・年齢層・環境などを同じくする人たちの間にみられる、特有の気風・性格)をも含めて言ったものであろう)は、甲の人と乙の人との間に大差あるものではなく、大体似たり寄ったりのものである。ただその後の習慣によって甲の人と乙の人との間に大きな距離の差が作られて行くのである。」。習慣は第二の天性なりと言われるほど人の性行を左右するのだとの教えです。
私たちは親しむ人によって如何に人生を左右していくかを知らねばなりません。お付き合いいただく相手によって未来が大きく変わるのです。それほど師友は大切です。
会話し切磋する同士が傍にいることが幸せです。何が良いといいといっても「知らないことを朋が知っている」ことほど嬉しい事はありません、見聞きし尋ねること出来る、教えて貰うことが出来る、新たな物事を吸収できるありがたい存在です。これからもよろしくお付き合いください。
阪神地区の皆さん今夜お会いできますことを楽しみにしております。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。