一つ

おはようございます。

CMA主催「管理職研修」にご参加の皆さんありがとうございます。道は実践行動の前に示されます。知識は人様を思いやる心を強くすればするほど力を発揮し生かされます、実行には勇気が必要です、その勇気はやはり人を愛することからわき上がるのです。だからこそ一歩を踏み出せば成果を導くのです。それによって行動後にさらに修正すればより以上の効果となり人を導き大きな道としての展開があるのです。寒さが厳しいですがお大事にご精進ください。
CMA、T先生今後ともよろしく社会の人々を素晴らしい世界へお導きください、ありがとうございます。
「一つ」。
私は「一日一つ」新しいことをしていきます。これまで何十年とそれをやってきました。それは何も大げさのことではなく自分に必要だと思うことをプラスするのです。一つのことをできるようになるまで続けるのです。ですから毎日一つといいましても、一つのことが出来てから新たに一つということです。
一つのことを角度、やり方を変えて繰り返し挑戦していくということです。あれもこれもとやれるはずはありません。私が一番嫌うのは「物知り」です。物を知っていても出来なければグチと不平を多くする人を沢山見ているからです。
体とは不思議なもので、身についたことはなくなりません、やらないと朝起きて顔を洗わなければ気持ち悪いように、しなければ気持ち悪く落ち着かないのです。学ぶ、知るということは昨日道の実践でも書いていますが、身につけること行動することです。身につければ失うことはありません、知った、覚えたくらいでは忘れてしまうのが落ちなのです。
論語、泰伯(たいはく)第8、17条「子曰く、学は及ばざるがごとくす。なおこれを失わんことを恐る。」。意は「学ぶという事は、いつも追いつく事のないおいかけっこをしているようなものだ。だからちょっとでも休んでしまったら、すぐに学んだ事を忘れてしまう恐れがあるんだ。」。
ほかにも学ぶ事を孔子は子罕(しかん)篇に「譬(たと)えば山を為(つく)るが如(ごと)し。未(いま)だ成さざるも、止むは吾が止むなり。」。学ぶということは山をつくるようなもので、まだできないというのは、自分が作業を止めてしまったからだ、と教えるのです。
あれもこれもというのではなく、一つのことを継続して行い完成させる意志力を持たなければ何事も成すことはできません。ですから毎日一つずつコツコツと続けることを私は日課としているのです。人生の「進退は自ら決めている」のです。
今夜は「にんげん学」京都講座、今朝は冷たい雨ですが京都の皆さん会場でお待ちしております、気をつけてお出かけください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。