お任せ

おはようございます。

今、病院から退院し病院の近くの喫茶店からの書き込み、昨日午前に入院、午後から2回目の心臓の手術をカテーテルで行いました。昨年11月に一週間ほどブログのお休みをいただいた時が1回目。多くの皆さんには内緒にしていたのですが、一分の方にはお話ししてありますのでもう内緒にする必要はなくなりましたので書き込みです。
昨年は驚かれてはいけないと思い内緒で入院手術を受けましたが、天網恢々疎にして漏らさず、バレバレ(自分でもしゃべってはいるのですが)。お見舞いをいただき感謝致します。もうすぐ快気祝いができるのではと喜んでいます。
「お任せ」。
先日も書きました、この世に、どんな人にもなしとげられないことが五つあります。一つには、老いゆく身でありながら、老いないということ。二つには、病む身でありながら、病まないということ。三つには、死すべき身でありながら、死なないということ。四つには、滅ぶべきものでありながら、滅びないということ。五つには、尽きるべきものでありながら、尽きないということです。私たちは、この避けがたいことにつき当たり、悩み苦しんでいるのではないでしょうか。御仏は、避けがたいことを避けがたいと知ることだと諭しました。このようなことで苦しむ愚かを戒めたのです。
先日も手術をしますとある人にお話したところ、「え、お元気なのに」と私の表面をご覧になっておっしゃっていただきました。そうなのです、元来人間は「元気」なのです。病気と書きますように、病む身でありながら病まないことはあり得ないことですから、「気を病まないことにしている」のです。如何ともし難いことには気を病まないクヨクヨしないことです。
手術台の上にのったら「俎の上の鯉」さながらこの世とおさらばする覚悟でお任せしています。日頃からこのような覚悟は何も手術に限らず今までの人生がそうだったのです。師の本に弟子入りしたとき「師にお任せ」、学べば「書に任せ体得しようとした」だけです。
現状が変わるということであって、「私はどのような状況の中に在っても私です」ジタバタしない、覚悟が全て、お任せが全てだと「覚悟」しています。自分の人生、生涯をかけ確立するために歩んできた道中に意図しないいろいろな事柄が生じることは、これまた如何ともし難いもの、時に動じないのが覚悟、お任せです。「一日一生」、人との出会いに限らず「一期は一会にあり」です。一瞬の判断が後の人生を左右するのです。そのために日頃から覚悟して日々過ごすのです。
時に今まで培かい養ってきた全てを出し切ることが、皆さんに大言を吐き教えてきた者の使命と思っています。とはいえ退院できました、お陰様です。病院の皆様お世話をおかけしました。まあ時には強がりを言うのもお許しください。結構別の覚悟をして手術台に上がったのです(ドキドキでした、ハイ)。
明日は河内長野にございますH社の「稲荷祭り」に祝詞奏上に出かけます。これから久しぶりゆっくり明朝まで心身の養生をします。今日も皆様の一日が素晴らしい一日となりますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。