自ら

おはようございます。

愛宕寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」ご参拝ありがとうございます。お護摩の炎は美しくいつもいつも心を洗い清めてくれます。全ての災厄を燃やし尽くしてくれるという思いがあるからでしょうか。添え護摩祈願をいただきありがとうございます。来月もよろしくおねがいいたします。
「庚申さん」に「お猿さん」を奉納される皆様の気持ちを思いますとお加持をさせていただいたとき思わず歓喜の涙がこぼれました。
皆様方が奉納されました「依り代のお猿さん」が身代わりとなって一年間災厄を受けてくださいます。必ずや幸運に変えてくださいます。そのためにも日々感謝の手をお合わせください。今回奉納出来なかった皆様どうぞご奉納ください。
「ミニお猿さんお守り」が大変好評でした。今回作りました分は全て完売、ご注文いただきました皆様、来月24日のお護摩でお加持をした後にお渡し致します。
土曜日から昨夕まで心華寺で開校されましたM&Uスクール受講生の皆さんごくろうさまでした。充実した二日間だったのではないでしょうか。どうぞ習いました事一つを実践ください。皆様のご活躍をお祈り致します。
「自ら実行する」。
昨日お猿さんを奉納くださいました皆さんはご自身が私の話を聞いて「素晴らしい」と感じたればこそ実行に移し奉納くだされたのです。このように打てば響く人は必ずや幸せはもたらされます。
明日は「にんげん学」小倉講座。小倉講座は明日から「老子」を読みます。前回で論語を終え今回から「老子」、真理を説くに論語とは真逆の表現をしています楽しみです。
明日は皆さん楽しみにお出かけ下さい。しかし学ぶ事は「真似る、まねる」ことですから、実践が前提であることはいうまでもありません。
菜根譚前集57条「書を読みて聖賢を見ざれば、鉛槧(えんざん)の傭為(ようた)り。官(かん)に居(お)りて子民(しみん)を愛せざれば、衣冠(いかん)の盗為(とうた)り。学を講じて躬行(きゆうこう)を尚(とうと)ばざれば、口頭(こうとう)の禅為(ぜんた)り。業(ぎよう)を立てて種徳(しゆとく)を思わざれば、眼前の花為(はなた)り。」。
意は「古人の書物を読んでいながら、聖賢の精神にふれなかったならば、それは単なる文字の奴隷にあるにすぎない。官位についていても、俸給ばかり貰って、人民を愛撫しなければ、それは役人の衣冠を着けた禄盗人(ろくぬすびと)である。
また、学問を講じても、理屈ばかりで自ら行うことを大切にしなければ、それは口先だけで禅をもてあそんでいるにすぎない。事業を興しても、自分の利益を追求するだけで、徳を世に布(し)き行うことを考えなければ、眼の前に咲いているだけのはかない花にすぎない。」。
いかがです、この条を読む度に私は恥ずかしさの余り身を細め震えがおこります。心学は魂の底から反省を促し「どうあるべきか」の行動を発憤させてくれる素晴らしい教えです。2月最終週2月は逃げるなどといいますが、釣った魚に逃げられないように着実に進みましょう。今日も素晴らしい一日でありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真はさすが下関だと感心しましたトマトの箱まで「ふくの絵」。そして般若湯の肴にとこちらでは「からこ」と言われる煮魚と生カキ。他にサラダと煮染めがありました。Oさんごちそうさまでした。余りにも美味しかったので退院間もないのに般若湯が過ぎたようです。それだけ体調が戻ったのかも知れません。ありがとうございます。