身近な人から

おはようございます。

3月弥生、弥生という言葉を書くだけで何かしら暖かさを感じます。言葉の響きから受ける感じがいかに人の心に影響を与えるのかを感じます。言葉はやはり大切にしなければならないですね。今月もよろしくご愛読いただきますよう。
昨日も朝から有志の方と「仮称、NPO・心の華、ハートランド」の活動拠点探しに行ってきました。琵琶湖一周、車の走行距離が300キロ。問題が山積ですが、人生に残された時間を大切にできる機会を与えられたことに感謝しています。
今夜は「にんげん学」東京講座、東京地区の皆さん会場でお待ちしております。各地で行っています講座も同じ意識です。「オーム事件以来」ライフワークとして使命感を持って行っています。お一人でも多くの方々に「にんげん学、修己治人(しゆうきちじん)の学」を生涯としていただきたいと願っています。人の所為(せい)にしない社会、協働し合う社会作りは「自分作りから」と考えます。そしていつも書いていますが「身近な所からサポートする」ことが幸福社会の実現を図るのです。
「身近な人から」。
上にも書きましたが言葉は私たちに大きな力を与えます。一つの言葉を心に保ち歩むことで多くの人のお役に立てるのです。孔子は「一を以て貫く」と明言しています。人に対するに「仁の心、仁の一字」で人生に対したのです。
論語、雍也(ようや)第6、28条「上文略、夫(そ)れ仁者(じんしや)は、己(おの)れ立たんと欲して人を立て、己れ達せんと欲して人を達す。能(よ)く近く譬(たと)えを取るを、仁の方(みち)と謂(い)う可(べ)きのみ。」。
意は「弟子の子貢が仁について聞いた時、孔子は、仁ある人は自分が立つ前に人を引き立て、自分が何かを成し遂げる前に人が成功するのを助ける。身近な例だが、このような事が仁に向かう正しい方向なんだと教えた」。
仁、思いやりは誰にでも出来る日々の実践徳目であり、修養の基本です。仁とは「人に対して思いやる心と人のために行動する心を持つ事」です。そして仁はまず「我が身を修めるもの」です。そして自分の立身を願うのなら、まず人を助けることなのです。自分が何かの道に到達したければ、まず人を助けるのが「仁」を目指す道なのです。
優れた人のお手伝いをすれば自ずから自分の為すべき方向性、使命が理解、体得されるのだと私は感じています。そして使命を果たす機会を多くすることにもなるのです。今月も皆様の人生が楽しく豊かでありますよう。今月もよろしくお願いいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。