人情

おはようございます。

心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」おまいりありがとうございます。月初めに皆様にご一緒いただき感謝いたします。すなおに嬉しく喜んでいます。人間はそんなに強いものではありません、やはり一人でも多くの方とご一緒できることが嬉しい事です。そんな思いで護摩を修するからでしょうか、炎が一段と輝いて感じられ、皆様からいただいた添え護摩祈願が必ず成就されるであろう事を実感しました。
先日も書いていますが、一喜一憂しながら使命感を失わず少しずつ成長進化していくのです。3月が皆様にとりさらに素晴らしい一ヶ月となりますようお祈り致します。
「人情」。
遠近にかかわらず足を運びお出かけくださる皆様の愛情には本当に頭がさがります。経本に書いておりますが、皆さんが仏様です。信仰を深くしておりますと様々なことを気づかせるために「目の前に人を遣わせる」と書いております。ですから「目の前の人々全て御仏の使者」なのです。
情緒(じようちよ)、端緒(たんしよ)という言葉があります。情緒は「事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気」のことをいいます。端緒は「てがかり、糸口」のことを言っています。
私たちは様々な触れ合い、出会いから感じられるものを大切にしてこそ人間関係を良好にすることができていくのです。ですから人様の言動をよく見聞きしておくことが大切です。故に上の教えが大事となるのです。「目の前の人が全て仏」であり、大いなる「人生の端緒に就く」ことができるのです。
ちょっとした端緒、出会を手がかりとして人様の情愛を汲みとり、多くの情愛を人様にかけれれるようになることが大いなる人生の展開の端緒がまた現れるのです。今夜は「にんげん学」京都講座、人生の端緒、情緒を学ぶのが「にんげん学」。端緒、一端から人様の心情をくみ取り感じとることができる情感豊かな人間性を養うために学びましょう。情緒、端緒を利休は「一期一会」と言いました。
出会いの一端から利休はお茶をツールとして天下を掌中にしたのですから驚きです。人情に甘えるのではなく、人情を感じ、それに「応え、お返しできる人間で在りたい」ものです会場でお待ちしております。今日も素晴らしい一日でありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」で大阪のKさんがご奉仕で作ってくださるお供養のお昼、おひな祭りでしたので可愛らしい盛りつけの「ちらし寿司」を作ってくださいました。Kさん毎月ありがとうございます。おいしくいただきました、ごちそうさまでした。