どんな人からも

おはようございます。

今朝は愛知県知多半島日間賀島の「お宿乙姫」で朝を迎えました。昨日船で島に渡り、ふくを堪能。「東京ぶら和尚特別編」総勢6名で一泊二日の旅。下関のふくとまた違った美味しさです。今日は名古屋観光、はてさてどのような珍道中となりますやら。
「どんな人からも」。
各地の勉強会の皆様とご一緒にいろいろな所にでかけ今までに知らなかったことや見たこともなかったことに驚きと喜びをこの年になって感じています。皆様にお声がけをしていただけることに又喜びを感じています。
勉強会の時は私がお話しさせていただくわけですが、皆さんとご一緒の「ぶら和尚」のときや勉強会後の懇親会では皆さんから私は学んでいます。
論語、述而第7、21条「子曰く、三人行くときは、必ず我が師有(あ)り。其(そ)の善なる者を擇(えら)びて之(これ)に従(したが)い、其の善からざる者は之を改(あらた)む。」。
意は「孔子言う、三人の人が同じ道を歩いて行く、その極めて少人数の、しかも日常の行動の中にも、必ず自分の師とすべき道を求め得られるものである。三人の中、一人はおのれ、他の二人は甲と乙として、甲が善であり、乙が不善であるとすれば、二人の中、善なる甲を択んでこれに従い、不善なる乙を見ては、我が身に反省して改めて行けば、そこに師はおのずから求められる。」。
人が三人以上集まって行動すれば、必ず自分の師となる人がいるものです。いいなと想う人を選んでお手本にすべきです。そしてダメだなと想う人でも、その人のダメなところを見ていれば、「自分の事を振り返るお手本になる」のです。こちらの方が人生一番大事ですね。
三人とは身近な世界での話です。社会や会社、組織を象徴した言葉です。人様の欠点は見やすいものですが、果たしてそれを見て「己に省みる人が果たしているかどうかは私を含めてあやしいものです」。
里仁第4に「賢を見ては、齊(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内に自ら省みる。」。という言葉と重ね合わせてみれば一層理解できるのではないでしょうか。
「どんな人からも学ぶ事ができる」のが私たちです。組織の中では人を選ぶということは不可能に近いことです。自分にとって都合の良い人、便利な人などはおるはずもありません、組織の中では善からざる人は自分とは個性が違うために善からざる人に見えているだけもしれません。
私たちは身近な人から学ぶ姿勢を持たなければ、組織や会社が嫌になってしまうという最悪の結果を招くことにもなりかねないのです。心学で心胆を練り上げることの重要性もここにあるのです。
明日は「にんげん学」一宮講座、愛知地区の皆さん会場でお待ちしております。今日も素晴らしい一日でありますようお祈り致します。今日も昨日に引き続き日本晴れです。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は名古屋駅太閤通口の銀時計の待ち合わせ場所、名鉄河和駅で電車の前で、河和港高速船乗り場、太平洋に沈む夕日とふくの料理です。私と似たタコ、旅館の浴衣の柄が可愛かったので。知多のSさん「ねのひ」差し入れありがとうございます空にしました、美味しかったです、ごちそうさま、明日の勉強会お待ちしております。