心を配る

おはようございます。

今日は心華寺「春季・彼岸会法要」午前10時からです是非おまいりくださいお待ち致しております。全国からいただきました「春季・彼岸会ご回向申込」確かにお勤めさせていただきます。法要後「回向之証」とお線香をお贈りさせていただきます、ありがとうございます。
今日は「彼岸のお中日」ですご家族でご先祖様のことをお話しされるのもいいのではないでしょうか、きっとこころ温まる日となります。
いつものことですが法要の時は皆さんお出でくださるかなぁ〜という思いを致します。やはり何時もお出でくださる方のお顔が見えないのは寂しいものです。「在(い)ますが如く」という言葉は御仏や亡くなられた方ばかりを指しているのではありません。いつもご一緒に手を合わせてくださる皆様方のことも入っております。
お元気で何かのっぴきならないご用事ができてお出でになられないのであれば何ということもないのですが、何か病や事故でもあったのではないか等々の心配が起きるのです。
「心配(こころをくばる)」。
温(おだやか)・良(素直)・恭(うやうやしい)・倹(つつましくありながらも行いにしまりがある)・譲(謙遜で人にゆずる言動)の五徳は、孔子の人に接する際における徳容を述べたものです(論語、学而第1)。私もこのような在り方で人様と接することを心がけています。
先日も縁を縁とすることができるのは「出会った後の言語行動」ということを書きました。
人様とのお付き合いの縁が切れずに続くのはやはり「心に良い印象として残るか否か」でありましょう。いくら知識を豊富にしていてもその心がけがよろしくなければ誰もお付き合いなど遠慮したいとなるはずです。
温・良・恭・倹・譲の五徳を全て兼ね備えることは難しいかもしれませんが、このような思いで接すれば誰しも嬉しくなるに決まっております。この五徳を体得することが出来るようになるのは「言葉のないご先祖様にお仕えすること」で身につくのです。
上の五徳があればこそ「在ますが如く」を日常の中で出来ます。誰しも言葉無く出来ていく、指示無く出来ていく、必要性を感じずに出来ていく等々は大変難しいのではないでしょうか。
ですから五徳を体現できるようになれば、人様の心をも察することが自然に身につき、また心を開いて多くの方がお付き合いくださるようにもなるのです。自分の心配をするのが「こころくばり」ではありません。人様に五徳の「心を配ってこその心配」であるのです。今日はご一緒に五徳の実践、ご先祖様へご焼香いたしましょう。
明日は「京都版ぶら和尚」、「京都島原「揚屋建築、角屋」拝観。新撰組壬生屯所遺跡「八木邸」拝観。京のじゅばん&町屋美術館「紫織庵」見学。そして京懐石「飄樹」での昼食の旅。良いところ、美味しい料理を楽しみましょう。ご参加の皆さん明日はよろしくお願いいたします。今日も素晴らしい一日でありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は新幹線の中の多目的室、この部屋は授乳や具合が悪くなった人のために用意されています。進みましたね、お子様連れの方は安心して旅が出来ます。それと福山駅に着く前と出発後の左右からの福山城。近代的な建物にもマッチしているのがお城の凄さでしょうか。どのような場所でも泰然自若と在りたいものです。