無理をしない

おはようございます。

昨日下山されました皆さん研修お疲れ様でした。下山後が本当の研修です。そのことを意識して行動してください。皆様の未来が素晴らしい人生となりますことをお祈り致します。
日に新た日々に新た又日に新たなり。新しい毎日を今日こそは今日こそはと積みあげてください。何を積みあげるかは皆さんの思いであり夢です。思いと夢を確かにして日々新たな気持ちで進む。現実でしか磨かれない「事上磨練」をお忘れ無く。人生は日々新たなchallenge&responseです。挑戦は自分に挑戦することですよ皆さん。壁は自分で作るからです、それを打破するのも自分です。
「無理をしない」。
道理に沿い、基本に忠実に歩むことは最初は意気込んでやるのですが、この基本というものは一人で行いますのでなかなか面白味がないのです。この面白味を感じなくなったときの己の「心に何があるか」が大事です。自身の「意志、気持ちは何を目指しているのか」です。
いつも「物差し」を例えにだし書きますが、物差しは「物差し自身を計れません」。しかし物差しが無ければ物は計れないのが事実です。物差しは絶対に必要不可欠です。このことを確かにすることが人生は大事です。
私は私を磨いています。人様のためとは皆さんにお話させていただくときは「方便」でお話してはおりますが。人様の為になることはある意味では「至難のこと」です。よぉ〜く世間を見ていますと、人様は人様を生かしていることが見えるのです。
ですから私は「修己」を徹底し、下心を捨てています。下心とは「宋名臣言行録」にこのようにあります。「事を処するには心あるべからず。心あれば自然ならず。自然ならざれば擾(みだ)る。」。
意は「ことを処理するのに、へんな下心があると、どうしても無理が生じ、したがって騒ぎのもとになる。」ということです。
誉められたい、評価されたいなどと「心ここに在らず」のスケベ根性ですと、自然体ではなくなると言っているのです。仕事そのものをさせていただけることに感謝をせずに当たれば失敗を多くし、騒ぎ、問題を多くするぞ、と教えているのです。
孫子」にも「善く戦う者は勝ち易(やす)きに勝つ者なり」と。無理せずに「出来ることを確かにする」。このことを日々新たにすることで「動中の工夫が生じ、改善が生まれ」さらに人様から生かされることとなるのです。
変化のない面白味のない基本に忠実であればあるほど、各世界、業界からの「引き」があり、変化のない世界に「大いなる変化が生じ、楽しく生き甲斐のある充実する人生と化す」こととなるのです。うろうろせず「修己」を為すことです。己を高めればこその展開があるのです、それは「無理をしないことから始まる」のです。
今日は心華寺「月例・幸福開運護摩祈願祭」千年も同じ事の繰り返し、基本の代表選手です。だからこそ年輪を重ね繁栄がもたらされます。午前10時からです。「お花祭り」もいたします。お釈迦様のご威光、知恵にあやかる日です。天候が荒れ模様ですがお待ちしております。お気をつけてお出かけください。
明日入山されます90名の新入社員の皆様天候不順です気をつけて入山ください。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は満開の桜とずいぶんと散ってしまった桜。昨日は雨でした。「不雨花猶落(雨ならずして花猶を落つ)」(槐安国語・白隠禅師著)。桜の花の美しさはその散るところにあります。桜は雨が降ったから散るのではなく、散るべくして散るのだという言葉。散るには散る縁もありますが、散ることは確かですから、人間は失敗したとき失敗を人のせいにするなよ、という教え。そして散った花びらを撮ってみました。桜が人を引きつけるのは咲いても散っても美しいからではないでしょうか。私もそう在りたいものです。