強い意志

おはようございます。

今朝は星空が美しく気持ちの良い冷たさを感じる静かな朝を迎えました。昨日で新人の皆様の研修が一段落しました。昨日お帰りになりました皆さんありがとうございます。どうぞ今日から事上磨練、しっかりと修練し使命を果たしてください。
皆様にお話をさせていただいた後は沢山の反省があります。お陰で学ぶ事が尽きず感謝していますが受講生の皆さんには正直申し訳なく思っているのも事実です。未熟は露呈します、しかし人生は「知識とのおいかっけっこ」でもありますからへこたれません。
論語泰伯(たいはく)第8、17条「子曰く、学は及ばざるが如くす。猶之(なおこれ)を失わんことを恐る。」とあり、意は「孔子言う、学問というものは、たとえて見れば、前方を行く人を後から追いかけるようなものである。人に追いつこうとする時は、なかなか追いつけないばかりか、その人を見失う心のあせりがあるものである。学問もそれと同様で、追いかけても追いかけても追いつき得ない気持ちで一心にやっても、それでなおその目標を見失いがちなもので、なかなか目的に到達することはむずかしい。」。
「強い意志」。
孔子のいう「学」とは、人生をかけて知識を追い求めることです。私はこの条を読んで大変勇気をもらったことを思い出します。そうか、生涯続けることが学びなのだと、愚鈍である私は「ほっとしたものを感じたのです」。先日書きましたが「己の為にする」のが学です。
また子罕(しかん)篇で学ぶ事をこのように書いてあります。譬(たと)えば山を為(つく)るが如し。未(いま)だ成さざるも、止むは吾が止むなり・・・」と、「学問は山を作るようなものだ。まだできないというのは、自分が作業を止めてしまうからだ。」この条にも勇気を与えられました、そうだ「止めずに続ければいい」のだと。
会社に入り、大学に入り、何かを完成したとき、入ったはいいが自分のイメージと違ったり、ほっとして気が抜けて目標を見失い、何を目標にしたらいいかわからなくなってしまう人がいます。
そのような事態を引き起こさないためにも生涯をかけて学ぶ事があれば目標や自信を失うこともなくなるのではないでしょうか。
私はお話をさせていただき反省した後には又一から意志を強くし学び直しています。その復習がまた楽しくもあるのです。今日も皆様にとり素晴らしい一日でありますよう。今日は昼前から「NPO・心の華」の活動拠点探しにKさんIさんSさんにご一緒いただき行ってきます。皆様応援をよろしくおねがいいたします。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は今年も可憐に咲いたスズラン、珍しい花梨(かりん)の花、一輪だけの山吹、豪華な八重桜と擬宝珠がすっーと足下で背伸びして存在感を。自然の美しいハーモニーを感じました。