虚栄心はダメ

おはようございます。

「にんげん学」小倉講座ご出席の皆さんありがとうございます。論語、学而(がくじ)第1「朋遠方(ともえんぽう)より来たる有り、また楽しからずや」の思いです。一緒に学びをという方々と各地でご一緒できる、これ以上の幸せはないでしょう。個々の皆様から良い刺激を受け意欲をかき立てられるのが又よろしい。来月の小倉講座は5月27日(月)になっております。お間違いありませんよう。又お会いできますことを楽しみにしています。
心学は心を穏やかにそして静かな闘志をかき立ててくれるのが嬉しい。学ぶ事は「実行すること」。「実行することが学び」です。それを勘違いして、出世の道具や世間に取り立てられることだと捉えてしまいますと「苦しみを生む」のです。それ以上に「自身と人様に不信感を持ち、人間不信になることがよろしくありません」。それでは楽しい人生とはならず夢と希望を持って学んだ事が仇為すことになってしまうのは不幸なことです。
「虚栄の心を持つな」。
人が虚栄心で動いたとしても虚しいだけです。何故ならば虚栄心の旺盛な人は知ってか知らずか大言を吐き、行動が無い人がほとんどです。ですから人の発した言葉から心底を見、行動を見なければなりません。何故ならば常に言葉は正しいからです。言葉に惑わされないことです。
虚栄心の旺盛な人は自らが動こうとはせず、人を動かそうとするから直ぐに分かります。虚栄心の旺盛な人は「でなければならない」を言いながら、決して自らは行動をしない人です。このような人に翻弄されてはなりません。
世の中を変えようとしたら大言を吐かずに先ず自らが行動すべきであり、自らを「簡にして明」、生き様を明快に示す事だと思っています。理屈も大事ですが、その前に行動です。己を変えよう、会社を変えよう、社会を変えようとする真っ直ぐな生き様、姿勢です。
人は「その言葉に寄ってくるのではなく。行動に慕ってくる」のです。私が行動が出来ているというのではなく、「そのように在りたい」と少しずつ歩んでいるのです。「老子」に「人は欲に従えば破綻し。快に従えば成就する」とあります。虚栄心は必ず身を亡ぼすということであり。生きようという素直な己の心に従って歩めば必ず事は成就するということです。
大きな事を言うのは気持ちの良いことでしょう。行動していなくとも気分だけはそんな気になります、だからこそ身を亡ぼすのです。虚栄心、見栄はよろしくないということです。今日から大型連休に入ります。旅行なされます方はどうぞお気を付けてお出かけください。今日も皆様にとり素晴らしい一日でありますようお祈り致します。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は昨夜のお多幸さんのお料理、毎月美味しいお料理ありがとうございます。マスターごちそうさまでした。