内面の豊かさ

おはようございます。

昨日から連休が始まり今年は国内旅行する方が多いそうですが、昨日Tさんに車でご一緒させていただく途中山陽高速道下りで早速事故現場を見ました。どうぞ皆さん気をつけてください。寺の近くにあります、水族館も唐戸市場も賑やか、楽しいことを楽しく終えるように無理せずお楽しみください。
29日の明日は愛宕寺で午後2時より「お花祭り」をいたします。お釈迦様の誕生のお祝いです。どうぞご一緒にお祝いください。お釈迦様に限らず、ご両親、お子様、友人の皆様の誕生日を祝福することは自分を祝福することです。他の人を祝福できなければ自分の幸福はもたらされません。それが感謝の行動でもあります。
なぜならこの世に生を受けなければ出会うことが出来なかったからです。誕生日を祝福するとはこのように大きな意義があります。お祝いをしていただき誰しもが嬉しいはずです、その喜び嬉しさを忘れてはいけません、忘れることは喜びや嬉しい事への縁を薄くする要因なのです。
「内面の豊かさ」。
孟子(もうし)に「君子に三楽あり。父母倶(とも)に存し、兄弟故(けいていさわ)りなきは、一の楽しみなり。仰(あお)ぎて天に愧(は)じず、俯(ふ)して人に怍(は)じざるは、二の楽しみなり。天下の英才を得て、これを教育するは、三の楽しみなり。しかして天下に王たるは、あずかり存せざるなり。(尽心章句(じんしんしようく)上20)」。
意は「内面の豊かさを求める者には幸福感を味わえるものが三つある。一つは父母が共に健在で、兄弟姉妹が無事暮らしていることだ。二つ目は、天上の神に対しても地上の人に対しても恥じ入るような行為を何もしていないことだ。三つ目は、優れた子供や若者を集めて教育をすることだ。政治権力を握って人を支配するなどというのは、幸福のものの数にも入っていない。」。
家庭、身近な世界は仁愛の出発点であり教育の出発点だと孟子は考えたのです。身近なことに幸せを感じられるからこそ幸せの円周を大きくできるのです。明日は新小学新一年生のお子様に素晴らしいプレゼントがあります。将来日本を背負う子供は宝です。お釈迦様の誕生とお子様を祝福致しましょう。内面を豊かにすることこそ生涯を幸せに過ごすことが出来るのです。外に幸せをいくら求めたとしてもそれは虚しいことです。外へ求めるのではなく、外の世界に幸せな人を見たのなら祝福することです。
お子様は皆様の暖かい愛情に触れ我欲に惑わされない博愛の人生を送ることとなることでありましょう。今日も素晴らしい一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
写真は関門大橋を車の中から、そして下関のランドマーク海峡夢タワーを関門大橋の上から、畑一面のれんげの花を懐かしくなりパチリ、あまり美しく撮れなかったのが残念。