自身を

おはようございます。

人生上何かを変えたいと考えている方は多いのではないでしょうか。しかしなかなか思ったように人生を変えられない。ではどうすれば、ということになります。
いつも書いていますが、「目標を立てることはできます。会社に入ることもできます」が人生道中に於いて相手(上司や同僚)を選択する、社内での仕事を好きなことをやる、選ぶということには問題があります。又いい人に出会いたい、合う仕事とと出会いたいと願っている方がほとんどでしょう。もちろん私もその例に漏れません。
「自身を受けいれることから」。
よりよい人生と変化するには「自身を受けいれることから始まる」のです。何度か書いていますが、私は中学2年生の時に、ある程度自分を知ることが出来ました、第一に「物覚えが悪い」「身体能力が低い」という二つのことです。
あるきっかけで「覚えずに感動したことをやる」「少しずつ体力をつける」ということをやったのです。これが現在に至る大きなきっかけになりました。きっかけになったことに何故気づいたのかと言いますと、「心学」を修めたからです。いわゆる世間で言われるところの知識学ではありません。
人生の悩みの解決は「現実の対応、対処法からでは解決されない」のです。この事実、真実を心学で知ったのです。現実は嫌でも応でも「競争社会」です。勉強という世界での上位者が「出来る人」、体育の世界での上位者が「身体能力のある人」と言われています。これは当然と言えば当然です。
しかし皆が皆勝利者、上位者になれるはずもなく、一時は悔しさを感じたとしても、いつしか「こんなもんだ」と慣れきってしまい、慣れたからといって問題は解決したかと言えば何等解決していない、あらゆる場面で競争社会ですから、見て見ぬふり、聞いて聞かぬふり、それがストレスとなって、しまいには不登校、出社拒否、鬱病という事態を招いてしまう方もおられます。
では本当にどうすればいいのか?。何かを変えたいと本気で本心で思うのであれば「戦っては解決しない」ということに「目覚めること」です。余計ストレスを大きくするからです。決して物事はよくならないのです。
何故か「法則だから」です。本当に変えたいと思いながら何故変わることができないのかといえば、「現実への対抗意識が設定する意識次元が変化を阻んでいる」からです。
人生の選択は「本質的には、対抗か受容かの二つしかない」のです。
対抗は。二元性の現象次元(出来るか出来ないかという争いの次元)であり、受容は、一元性の根本次元領域に意識を向かわせるものです。いわゆる「自分が主体であり、自分を高めたいという意識世界」。
対抗モードから受容モードに変わったとたんに、すべてが好転し始めるのです。その人の魅力がはじめて光を放つのです。そう、目の前のことに懸命に生きる姿は気持ちの良いものです。その人「本来の姿、本来のその人になる」のです。
私たちは過去にも未来にも東西にも行けません。また、どこか別の場所に行ったと思うのは、過去の自分と比較するところからくる錯覚です。私たちは常に「今という中心」に存在しているのです。
その中心点を深めることが「受容」であります。その時のみ、万象は自身の求め通りに変化していくのです。二元性から一元性に目覚めましょう。私は「現実を肯定したときから大きな天命に引き寄せられた、引き寄せたと感じています」。
ジコチューではない、今立っている所が自分の中心なのだと「心学を修め気づかせていただいた」のです。対抗、競争次元から自分を解放しましょう。あなたの自由を奪っているのはあなた自身です。現実の自身を確かにして、新たな気持ちで受容モードにして今日も素晴らしい一日としましょう。
受容モードにできる一番の方法は静かに祈ることです、静かに瞑想することです。常に未来は不確定な未来ではありますが、確かにイメージし祈ることで日々素直に自由に生きるからこそ自身が知らない間に高められるのです。そのことは自身が気づかなくても、自由になったあなたのオーラが人様の心を捉え、あなたに掛けるかけ声が変わることで知ることが出来ます、私が悩んでいるときと目覚めた後に人様の掛けてくださる声がまったく違ったからです。そして現実がどんでん返しのように変わったのです。その体感を得るため寺に是非お出かけください。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
19日早朝に宇治川の眺めが余りにも美しく感じたので。孔子論語、子罕第9、17条に「人生ってやつはこの川のようだ、昼も夜も、片時も止(とど)まるときがないね〜、と。」孔子でさえ月日を惜しんだことを思えば、凡人の私何ぞは、何をか言わんやですね〜。

夕日に照らされた雲の形が不思議です。