行く先の大事

おはようございます。

人生・人格を形成するのは「日々の小さな積み重ね」。一歩がなければ万歩とならず、一ミリがなければ何千メーターにもならず、小さな一歩が自身の偉大な歩みとなります。
言葉も一言が大事。たった一言が人生の展開を大きくするか、しないかの方向と、良い人との縁が深められるか、一度きりになるかなのです。
私たちは行動するとき「行き先を考えて行動します」。そうしますと必然的に「今を大切に考えるようになる」のです。行き先も決めず「ただ徒に話をしたところで気が散じるだけ、迷うだけ」となることに用心したいですね、思いつきの人生からでは良いものは生まれません。継続するものがあっての思いつきヒラメキは別です。こちらは大切にすべきです。
言葉で気をつけるべきは「人の非難批評、云々をしない」。何故かと言えば、非難批評しますと「進化を停止、人格の劣化が始まる」からです。また「人格を愚劣にもします。非難批評の積み重ねが最も人生の夢を遠ざける大きな原因」です。
日々の繰り返し積み重ねが大きく人格を形成することを確かにしたいですね。でなければ何で思うようにならないのかと自分に疑問を持ち、人様へも疑問を持つ事になるのです。良い人生と為すも、思わしくない人生と為すも、すべからく日常の繰り返しが大きな原因であります。
「行き先の大事」。
日常茶飯事という言葉があります。この日常茶飯事、私たちは毎日のありふれた事柄で人格を形成していくのですからとても大事です。ところが目の前の「些事に手を抜いてしまう」ということが、どうしても私たちにはあるようです。「行く先の大事を考えますと目の前の些事に手を抜いてはならない」のです。
今を熟慮し、遠くを見据えるべきであります。今が無ければ後も明日も無いのですから、当然と言えば当然なのですが、些事を些事として自分の人生を疎かにしてしまうのです。
疎かにするような人は大抵目先、眼前の出来事にとらわれているのです。いわゆる眼前の出来事が未来に通じていることを考えられないからです。
目標を持っている人、行く先を見据えている人は、半歩先を考えます。ですから「目先の事に手を抜きません」。目先の事というのは自分の価値観で「些事、些事でない、必要、不必要を考えない」ということでもあります。
些事と考える人は自分の価値観に合いませんと「無関心になる」ということです。無関心になりますが、仕事ですから失敗したくないという「目先にとらわれる」のです。
皆さん、才能を間違えてはいけません。才能とは、他と比較して優れているから才能というのではなく、行く先を見据えて今を大事に、今を考え、知識を得、準備を整え、何があっても動じることなく計画を全うすることを才能というのです。
自分の人生を歩むことが才能だ、ということを確かにして行く先、未来、目標を大事にして、些事に手を抜かずに、些事と思うことに用心して日々を過ごすべきです。些事と考え日常生活を締まり無く過ごしては、チャンスが来たときスルリと手からこぼれてしまうのです。
明晩は「にんげん学」京都講座「老子を読む」です。老子を読み、自分の心に問いかけてみましょう。書を読み自分に問いかけるということもいいですよ。お会いできますことを楽しみにしています。
今日は第二日曜です。心華寺「水子供養祭」午前10時からです。あなたしか知らない存在です。どうぞおまいりの上ご焼香ください。今日も充実した一日でありますよう。

世界平和をお祈りいたしましょう。Flower in your mind・ありがとう・心に華を咲かそう。 合掌
 私たちは東日本大震災の復興を祈り応援します。
一昨日行われました第11回・心に華を咲かそう会中部地区「東日本大震災復興支援チャリティゴルフコンペ」、優勝者、安藤幸治さん、ベスグロの高橋道一さん。実行委員長の後藤毅郎さんです。皆さんありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。